「任せる」と「見捨てる」は違う――新人が自走する“支援設計”

2026.04.21

組織・人材

「任せる」と「見捨てる」は違う――新人が自走する“支援設計”

齋藤 秀樹
株式会社アクションラーニングソリューションズ 代表取締役 一般社団法人日本チームビルディング協会 代表理事

任せなければ育たない。でも任せれば、失敗するかもしれない。失敗すれば、顧客や納期に影響が出るかもしれない。 その板挟みの中で、リーダーもメンターも消耗していきます。

最後に問いを一つ置かせてください。
あなたが今「任せている」仕事は、新人にとって“挑戦”になっていますか。
それとも“事故”になっていませんか。

任せるとは、突き放すことではありません。
守ることでもありません。
挑戦が回るように、支援を設計することです。
レールを敷き、学習の循環を回し、少しずつレールを外していく。
このプロセスが、新人を自走へ導きます。

次号では、心理的安全性について、よくある誤解を整理します。
「先に安全な場を作れ」と言われて苦しくなる現場ほど、実は順番が違います。
安全な場は“願うもの”ではなく、“育つもの”です。

※補足:本稿の「任せ方の型(目的/成功条件/判断基準/権限範囲/支援ルール)」と2週間レビューの考え方は、私の著書『GOOD TEAM 新時代のチームの創り方(初学者編)』で整理している実装手順とも重なります。必要な方は、該当箇所を参照してください。

そして、結果を左右する本質はあなたの在り方にあります。

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齋藤 秀樹

株式会社アクションラーニングソリューションズ 代表取締役 一般社団法人日本チームビルディング協会 代表理事

富士通、SIベンダー等において人事・人材開発部門の担当および人材開発部門責任者、事業会社の経営企画部門、KPMGコンサルティングの人事コンサルタントを経て、人材/組織開発コンサルタント。

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