BtoBメルマガの一問一答「タイミング、頻度、ターゲット、書き方、ネタなど」

2023.12.02

営業・マーケティング

BtoBメルマガの一問一答「タイミング、頻度、ターゲット、書き方、ネタなど」

荻野 永策
株式会社ALUHA 代表取締役社長

BtoBのリードナーチャリングで活用されるBtoBメルマガのよくある質問に対して、一問一答形式で回答しています。

ネタがない場合はどうしたらいいか?

BtoBメルマガではネタに困るケースがある。特に社内にネタが少ない場合は、何を送ればよいか?ということになる。こういった場合、すぐにできる対処方法を1つご紹介しよう。

その方法は、過去の問い合わせフォームの問い合わせ内容を分析し、そこに記載されている顧客やリードの悩みや課題を把握しよう。その上で、その悩みや課題からメルマガのネタを考えるとよいだろう。

問い合わせフォームのデータがない場合は、アンケートメールの送付、サジェスト分析をするなどのような方法もある。もしくは、過去の営業日報などを分析し、顧客やリードからの相談事項などを分析してみよう。良いネタが見つかる可能性もあるだろう。

BtoBメルマガは誰に配信するか?

BtoBメルマガは、リード、顧客に配信する。特に休眠リードや休眠顧客へのメルマガ配信は、案件や商談の創出につながる可能性があり効果が大きい。

配信ターゲットの決め方としては、BtoBの場合、主に下記のような切り口で決めるケースが多い。

  • 自社の製品や事業別
  • 業種別
  • 部門別
  • 役職別
  • 課題・興味別

このような切り口でメルマガ配信するには、リード・顧客DBの管理が重要だ。特に、部門や役職、課題・興味別にメルマガ配信する場合、これらの項目は時間と共に変化する(人事異動で部門が変わったなど)ため、更新が重要だ。

しかしながら、最新情報を把握することが難しく、配信ターゲットを絞り込む時の悩みの種になりがちである。その結果、「誰に配信するか?」が決めにくくなり、「とりあえずこの条件でいいか」という形で配信されることが多い。

BtoBメルマガの配信頻度は?

BtoBメルマガの配信頻度は、月●回のように決まっているわけではない。1日何通も届くような企業もあれば、月1回、2回といった企業もある。そのため、社内のリソース、ネタの豊富さ、メルマガ配信システムの制限などを見て、社内でまずは頻度を決めるしかない。その上で、配信解除が多いようであれば、頻度を下げるなど検討するしかないだろう。

BtoBメルマガの文字数は?

BtoBメルマガの文字数については、弊社は何度も質問を受けているが、こちらも配信頻度と同様、●文字以内にすべきという基準はない。そのため、メルマガで伝えたいことを、短く的確に伝えるというのが基本となる。まずは文字数を気にせず、一旦メルマガをライティングし、その後、再度読み返して、添削しながら短くできる箇所を探すのがよいだろう。

次のページBtoBメルマガによるリードナーチャリングと配信計画の立て方

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荻野 永策

株式会社ALUHA 代表取締役社長

BtoBマーケティングコンサルティングを展開。大手IT企業、製造業を中心に、伴走型コンサルティングを展開中。リソースを効率的に活用し、最小限の工数で効果を最大化するコンサルが得意

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