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戦略をもう少し本質的に捉えてみる

伊藤 達夫
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
伊藤 達夫/経営戦略
4.1
1,690
2009年1月12日 21:43

戦略の議論は、結局、リソース配分の問題とポジショニングの問題に帰結します。それはどういうこと?というところをもう少し本質的に捉えるという試みを今日はやってみようと思います。

 「戦略やプランニングなんていらないよ」、という人には、「そうですよね」と答えます。

 そういうものがなくても、すごくすごく儲かっている人は、ある意味で天才なのです。

 勘があたりまくる人、お金が引き寄せられる人、そういう人は正直相当うらやましいですが、いることも事実です。

 戦略は天才のためのものではなく、普通の頭をした人が、じっくりと事業を進めていって儲けていくためのものですね。当然、ある程度以上の規模感のある企業のためのものでもありますけどね。

 さて、定義は「持続的競争優位を保持するための打ち手の束」ということも以前から書いています。当然、なんのための持続的競争優位かと言えば、「儲ける」ための持続的競争優位ですね。

 そして、誰が?と問われれば、他ならぬ「あなたの会社」が儲けるためですよね。

 もしくは、「あなた」でもいいですよ。「あなた」が儲けるための戦略でも当然成立します。ここではわかりやすくするために、「あなた」にしてみましょう。

 それで、「あなた」という主語がついた瞬間に、リソースが決まりますよね。この感覚、わかります?

 「あなたが儲けるためには?」と「儲ける」に「あなた」という主語がついた瞬間にリソースが一意に決まるんです。

 何ができるか?誰を動かせるのか?いくら持っているのか?何か物的資産があるのか?というのが重要だ、ということがわかりますよね?

 土地と建物を持っていれば、店舗を安価に持つことが可能ですよね。もしも更地から建物を立てて、例えばレストランを作ると1億円ぐらいかかりますよね。

 そんなん、普通の人には無理ですね。

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シリーズ: ストラテジー


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