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人材成長優位の経営VSビジネスシステムの固定化優位の経営

伊藤 達夫
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
伊藤 達夫/経営戦略
4.6
663
2008年11月23日 22:11

今回は私の中での大きなテーマである人材成長優位の経営とビジネスシステムの固定化優位の経営の違いについて書きますね。ビジネスの仕組みを組んでいく際には非常に大きな論点になると思います。

 私が理想的、と思うのは、私自身の価値観の判断も含めて、人材成長が優位な企業ですね。

 そんなのは当たり前だと思いますか?

 過去のインサイトナウの記事から例を出してみましょう。

 以前、金森さんがお書きになった「スーパーホテル 顧客満足の秘密」という記事があります。記事はhttp://www.insightnow.jp/article/2226ですね。

 この記事の中で、言っているのは、

・素晴らしいチェーン展開のビジネスモデル
 -コスト抑制の仕組み
 -安眠へのコスト集中
 -夫婦住み込みで3年頑張れば独立開業可能

 ・・・といったことですね。

 これは、人材成長優位か、ビジネスシステムの固定化優位かと言えば、ビジネスシステムの固定化が優位ですよね?わかります?

 現状の仕組みを維持してくれれば、独立していってください、というお話しです。人は成長していきますので、このビジネスで得た経験をベースにして、頑張ってね、と。

 つまり、このビジネスはビジネスシステムの固定化を優位に考えています。

 ここで私が語るのはいい、悪いではなく、ビジネスの類型のお話しですから、そこはご容赦くださいね。

 でも、この仕組みが持つ限り、回し続けることが、この会社の手元にお金だけが残っていくモデルですよね。駄目になったら撤退する。おそらく、身軽で済む、という前提です。

 考え抜かれたビジネス設計だと思います。

 普通はそうはいきませんよね。人が出て行く前提のモデルはなかなか組めない。

 人が出て行く前提で、独立する人を輩出するモデルで有名な会社がありますよね。リクルートさんです。

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シリーズ: ストラテジー


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