よく「ハゲタカファンド」と外資系のファンドを呼びますが、なぜでしょう?根本は彼らがファイナンス的に企業を見るからでしょうね。
彼らにとって見れば会社は売買可能な資産です。ある意味で、不動産、マンションなどの投資先と同様な見方で会社を見るんですね。
企業を買って、売る。それによって収益を上げるのがファンドです。もしも、非効率的な経営をやっている会社があったら、買収して、効率的にして、つまり純利益がでるようにして売却すれば価値が上がって儲かるんです。
スティールパートナーズによるブルドックのTOBが耳目に新しいでしょうか。彼らの言う価値は株価×発行株式数=時価総額ですね。この時価総額を上げるということが目的です。時価総額を上げるには純利益を上げればいい。
今日、お話しする成長戦略というのは、どの市場でどんな価値を提供して、どれだけの純利を上げることで、会社の価値、つまり時価総額をどう上げていくのか?という問いへの答えなんですね。
どの市場でどんな価値を、ということを考える場合、その市場の状態が非常に大事になってきます。その市場ではいくらのキャッシュがどのあたりで生み出されているのか?市場の成熟度によって、それは変わってきます。
例えば、半導体が売れに売れていたころ、半導体メーカーが儲けていました。ただ、時間がすぎるにつれて、半導体メーカーは儲からなくなってきました。
メーカーの利益がどんどん下がってきた。みんな儲からなかったのかと言いますと、そうではありません。では誰が儲けていたのか?
戦略コンセプトをどう経営に活かすのか?「成長戦略」
伊藤 達夫
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
伊藤 達夫/経営戦略
今日は成長戦略についてご説明致します。現場で使うというよりは、経営者、経営陣以外には必要無い属性の概念ですが、市場というものの捉え方は非常に参考になる面がありますので、自分が経営者になったと思って読んで下さい。自動車は単に不況だから売れないのではない、ということもわかります。
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シリーズ: ストラテジー
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