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私のメンタルヘルス回復体験記(その3)

伊藤 達夫
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
伊藤 達夫/健康・医療
3.1
985
2008年7月3日 10:50

最近、組織の中でメンタルヘルスに関する関心が高くなってきましたね。私にも、悪化、回復の体験があります。その体験が皆様のお役に立つかはわかりませんが、何かしらの役に立てばいいな、という願いのもと、つらつらと書かせていただきます。

 メンタルヘルスの本を読み漁り、セラピーや、心理系のセミナーにやたらと行くようになり、自分はマネジメントはきっと大丈夫!と思っていました。

 でも、1人、メンタルな病に倒れる部下が出現してしまいました。ある意味で、自分の力を過信していた自分への戒め、罰のようなものとして、その現実は私につきつけられました。

 当時、部下の数がどんどん増えて、こんなにたくさん大丈夫?と自分で思っていました。彼はプロモーションの専管部門から異動してきた人でした。

 しかも、彼の上司から、政治的な理由で、頼まれて私のチームに移ってきたんですね。正直、スペック的にはきつかったですね。できることはあるけど、ジェネラル感はなかった。

 もともと、月曜日の朝は来なかったりするタイプでした。既に兆候はあったんですね。それが、だんだんと、来なくなる。どんなに私とのコミュニケーション密度を濃くしても。職場のコミュニケーション密度を濃くしても。プレッシャーの低い環境にしても駄目でした。

 本当に大きな無力感を感じました。

 何度も、喫茶店で話しをしました。オフィスには来れないんですね・・・。そして、彼は同棲していた彼女との間に子供が生まれる頃で・・・。

 東京でやった結婚報告会?のスピーチもなぜか私がやって・・・。つらかったですね。

 この無力な私は、どうすれば彼がハッピーに仕事をしていけるのか?はわからなかったですね。

 それと、引きこもることは必ずしも悪いことではないとは思っていました。

 人を傷つけるような言葉を言いまくるようなカタチで心の健康問題が出てくるよりも、引きこもるというのは、人を傷つけないですし。

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シリーズ: マネジメント


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