経営戦略構文100選(仮)/構文16:ストラテジックインテントとダイナミックケイパビリティ

画像: ぱくたそ

2017.08.06

経営・マネジメント

経営戦略構文100選(仮)/構文16:ストラテジックインテントとダイナミックケイパビリティ

伊藤 達夫
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役

経営戦略の基本的な内容を解説していく内容です。構文という意味はバラバラに読んでもそれなりに意味がわかって読める、定型化されているということですが、読み物としてもそれなりに読めることを目指します。

ただ、エコ・システム/ビジネスモデルを唯一性をもって構築してしまえば、そのシステムの中に外部資産/ケイパビリティを取り込んでしまえば、モデルで縛るだけでなく、価値観で縛ることが可能なら、それでいいじゃん!という考え方も存在しています。

最近、流行り始めたMTPですね。ただまあ、ビジネスとしては、先進国の遊休資産を活用するモデルですのでね。そもそも他人資産を当てにしているモデルなわけです。ただ、自社がマーケティング上クリティカルになることで交渉力を発揮するモデルですので、代替性から自由になるレベルのポジション作りってどれぐらい圧倒的なレベルなんだろう?と思うとけっこう大変ですけどね。

いわゆる「air-bnb」とか「groupon」とか、ああいうやつです。一時期、すごく興味がありましたが、どういうモデルか分かってしまえばつまらんものですよね・・・。

ストラテジックインテントから、ダイナミックケイパビリティ、MTPへと至る流れがアバウトですけど見えましたでしょうか?

MTPをゼロから解説するのはさすがに徒労なので、興味があれば、シンギュラリティ大学の研修でも受けてくださいね。一応、知っておいて損はないとは思います。示唆はあります。ただ、全ての企業が飛躍型企業になるか?と言えば、全くそうではないと思っていますけどね。

それでは今日はこのあたりで。次回をお楽しみに。 ファンレターはまで、質問で送ってくださいね。ディスりコメントと下ネタは全てスルーします。


続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。

Ads by Google

この記事が気に入ったらいいね!しよう
INSIGHT NOW!の最新記事をお届けします

伊藤 達夫

THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役

THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。

フォロー フォローして伊藤 達夫の新着記事を受け取る

一歩先を行く最新ビジネス記事を受け取る

ログイン

この機能をご利用いただくにはログインが必要です。

ご登録いただいたメールアドレス、パスワードを入力してログインしてください。

パスワードをお忘れの方

フェイスブックのアカウントでもログインできます。

INSIGHT NOW!のご利用規約プライバシーポリシーーが適用されます。
INSIGHT NOW!が無断でタイムラインに投稿することはありません。