生活保護世帯こそ大学進学を

2012.06.10

ライフ・ソーシャル

生活保護世帯こそ大学進学を

純丘曜彰 教授博士
大阪芸術大学 哲学教授

/生活保護世帯の子は、大学に進学することは許されていない。しかし、この最悪の不景気に、十八そこそこの若者に学費も生活費も稼げ、仕事と学業を両立させろ、というのは、まず不可能だろう。だが、誰の支援も受けられないとしても、けっして夢を諦めるな。いつか生まれてくるあなたの子のためにも、あなたの親があなたに課した不運を、あなたが自分で断ち切らなければならない。/

因果は断ち切らなければいけない。あなたは、貧乏でもいいさ、大学なんでムダさ、と嘯くかもしれない。だが、あなたには、あなたの子まで絶望させる権利はない。いつか生まれてくるあなたの子のためにも、あなたの親があなたに課した不運を、あなたが自分で断ち切らなければならない。そうであってこそ、あなたは安定した家庭を作り、あなたの子に、この世に幸せに生まれるチャンスも贈ることができる。こんな世の中がこのままでいいと思っている人間ばかりではない。未来はある。けっして諦めるな。

by Univ.-Prof.Dr. Teruaki Georges Sumioka 純丘曜彰教授博士 (大阪芸術大学芸術学部哲学教授、東京大学卒、文学修士(東京大学)、美術博士(東京藝術大学)、元テレビ朝日報道局『朝まで生テレビ!』ブレイン)

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純丘曜彰 教授博士

大阪芸術大学 哲学教授

美術博士(東京藝大)、文学修士(東大)。東大卒。テレビ朝日ブレーン として『朝まで生テレビ!』を立ち上げ、東海大学総合経営学部准教授、グーテンベルク大学メディア学部客員教授などを経て現職。

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