新規事業における素朴な疑問 (3) 一貫しない取捨選択基準

画像: SparkFun Electronics

2015.08.27

経営・マネジメント

新規事業における素朴な疑問 (3) 一貫しない取捨選択基準

日沖 博道
パスファインダーズ株式会社 代表取締役 社長

新規事業に取り組む企業の行動パターンに関する素朴な疑問シリーズ、その3つめは事業テーマの採り上げ方と絞り方。目先の景気や世の中の流行、直近の業績のブレに任せて戦略方針もなしに変動させていると、中長期的にみると無駄が大きいという課題である。

そのため3Mやグーグルのような一部の企業では、従業員に就業時間の15%とか20%まで好きなテーマの自由研究を許すといったやり方で、現場での機動的な企画を促進する工夫をしているのだ。

つまり新規事業というイノベーションのネタを見つけ開花させるために、どの企業にも一律に通じるような絶対的なやり方はなく、それぞれの企業や事業部門が試行錯誤しながら色々工夫しているということだ。

したがって、ここで挙げたような事業案の取捨選択基準についてもそのプロセスにしても、一旦は確立させるべきだが、出来上がったからといって金科玉条のものとして金輪際変えてはならぬ、というのも間違いだということだ。

(本記事は2014年10月31日に掲載されたものを再編集しております)

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日沖 博道

パスファインダーズ株式会社 代表取締役 社長

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