できる人はなぜ「白シャツ」を選ぶのか Part.2

画像: Kousuke Sekidou

2014.01.12

ライフ・ソーシャル

できる人はなぜ「白シャツ」を選ぶのか Part.2

唐澤 理恵
株式会社パーソナルデザイン 代表取締役

2014年1月、あらゆる業界で新年会が開催されています。挨拶周りなどもあり、久々の人との再会も多いことでしょう。新年早々、記者会見を開く企業もあり、心身ともに引き締めなくてはいけない場面では、やはり白シャツを選ぶ人が多いようです。著書『できる人はなぜ「白シャツ」を選ぶのか』では“基本”のキーワードである「白シャツ」ですが、実際にはどのように着こなすと印象マネジメントとしてプラスになるのでしょうか。

仕事初めの先週。日枝神社、氷川神社、豊川稲荷などへ参拝するビジネスマンが大勢屯して闊歩する光景は、新年の赤坂界隈の名物といえます。 すれ違う多くのビジネスマンのシャツを観察すると、やはり白シャツが多く、とくに、遠目でも白色が映え、パリッとノリが効いた風合いを感じさせる白シャツは、新年用に新調したものと感じさせるほどでした。

新年早々、日立製作所の新社長記者発表がありました。新旧そろった会見で全員が白シャツでした。ドレスシャツの王道である白シャツは大切な、ここぞという日に選ばれるアイテムなのです。しかし、よく観ると、微妙に違う白シャツ。とくに目立つのはVゾーンの衿部分です。お一人は、レギュラーカラー(定番衿:カラーとは衿の意味)とよばれる衿羽開きが狭いもの。他のお二人は、セミワイドスプレッドカラー、もしくはワイドスプレッドカラーとよばれる衿羽開きがレギュラーよりも広いタイプでした。テレビでは、生地まではわかりませんでしたが、対話ができる距離に近づけば、三者三様の素材であったに違いありません。

このように単に白シャツといえども衿の形だけとっても10数種あり、ほかにも素材、袖口、ラインなどそれぞれに違いがあり、とても奥が深いものです。おしゃれにとことんこだわる紳士であれば、凝れば凝るほど究極までつきつめてしまうアイテムといえます。

テレビでもぱっと見てすぐにわかる衿の形は、Vゾーンの印象を決めることでは最重要部分です。先の記者会見の企業トップの方々もテーラーや店員のアドバイスに従って、あるいはご自分の好みで選択しているのでしょう。衿の形は10数種類といってもビジネスで使うタイプは、大きくは3つ。レギュラーカラー、セミワイドスプレッドカラー、ワイドスプレッドカラーです。レギュラーカラーの衿羽の長さの違いによる種類もありますが、開きでいえばレギュラーカラーのひとつです。レギュラーカラーよりも衿羽の部分の長さが長いのがロングポイントカラーといわれるもので、ビジネスでも着用されます。

どちらにしても、衿の違いは、衿羽開きの角度による違いが大きく、見た目の印象に影響を与えます。

つまり、ネクタイの結び目にあたる部分の衿の開き具合。レギュラーカラーは75~90度、セミワイドは100度以上、ワイドは100~120度、広いものでは180度のものがありますが、これをホライゾンカラーともいいます。

レギュラーカラーは角度が狭く、衿羽も衿台も他よりも短いものですが、レギュラーというだけに、その時代の定番です。そのため、時代によってレギュラーの形は若干変わっていくのですが、75~90度の範囲での変化です。

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唐澤 理恵

株式会社パーソナルデザイン 代表取締役

「自分らしさをデザインする。」をコンセプトに、独自のパーソナルアイデンティティ分析を基に業界・業種・役職に合った「自分らしさ」をスタイリスト、ヘアデザイナー、ボイストレーナー、演出家ほか各種スペシャリストとともに演出をサポートしています。ビジネスパーソンのためのパーソナルプロデューサー、が肩書きです。

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