「従業員も経営者マインドを持つのが当然」なのか?

2012.11.16

組織・人材

「従業員も経営者マインドを持つのが当然」なのか?

酒井 一樹(就活SWOT代表)
株式会社エイリスト 代表取締役社長

「学生として就活している方はお断り」 「お金を貰うなら成果を出すプロになれ」 …こんな主張をする「新卒採用」サイトが話題になっています。 この記事を読んでいて 自分が過去に見てきた色んなベンチャー企業の事を思い出したので 「ベンチャーを見極める時のヒント」につながる記事を書きたいと思います。

このページ( http://s.swot.jp/Pcdir1 )を見ていただくとわかるように
2014新卒の採用情報も続々と公開されていますが
その中で、
「学生として就活している方はお断り」
「お金を貰うなら成果を出すプロになれ」
…こんな主張をする「新卒採用」サイトが話題になっています。

(叩くつもりはないので、敢えてリンクは貼りません。)

この記事を読んでいて
自分が過去に見てきた色んなベンチャー企業の事を思い出したので
「ベンチャーを見極める時のヒント」につながる記事を書きたいと思います。

その2014新卒採用の告知ページ、
2ちゃんねるやTwitterでは「ブラック臭がすごい」と話題ですが
よくよく読んでみると内容としては、そんなに間違ったことは言っていません。

その漫画で述べられている「仕事へのスタンス」は、
経営者自身にとっては当たり前のことで
実際自分の周りでも、内容に共感しているベンチャーの経営者は多いようです。

要は「仕事は努力ではなく成果が重要。成果を出さなければお金はもらえないよ」
という主張だと思うですが、これは経営者の考え方です。

この考え方を「従業員側」も持っていれば、
その会社は今後しばらく伸びる可能性が高いと思います。

(経営者が舵取りを間違わなければ…という条件付きで)

以下、こうした仕事への心構えを「経営者マインド」と呼ぶとしましょう。
(近い言葉で『当事者意識』とか言う時もあります)

「従業員までが経営者マインドを持っている会社」があったとしたら、
その会社の人材が発揮するパフォーマンスは、かなりの確率で高いです。

経営者がしっかりしていて、会社・ビジネスの仕組みが上手くできていて、
それを回す従業員までがハイパフォーマーであれば、
会社が伸びないわけがありません。

社員にインセンティブを与え、
社員を役員・子会社社長などに抜擢していって
うまく事業展開・拡大しているベンチャー企業も存在します。

しかし、経営に携わっていない従業員までが
経営者マインドを持っている…というのは、ハッキリ言って「異常」です。

異常…といっても悪い意味ではありません。

それが素晴らしいことであるのは間違いないのですが、
その「異常」な状態を前提として経営していたら、
それは経営者として従業員に依存しすぎです。

また、「そういう心構えを持って当たり前!」
なんて言いつづけている経営者は
周囲の人に対して感謝を示さなかったり
何か問題が起きた時に「他人の責任」にしてしまう方が多いものです。

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酒井 一樹(就活SWOT代表)

酒井 一樹(就活SWOT代表)

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