就活開始を遅らせることは、学生にとっての損失である

2012.09.13

組織・人材

就活開始を遅らせることは、学生にとっての損失である

酒井 一樹(就活SWOT代表)
株式会社エイリスト 代表取締役社長

早い場合で大学3年の春、遅い場合でも3年の冬には 多くの学生が就活を開始する…というのが現在の就活です。 一部ではそれに対しても批判ありますが、大事なのは「就活を通じて成長する」という考え方です。

初めまして。今回からINSIGHT NOW!でブログを書くことになりました
株式会社エイリスト 代表の酒井と申します。

就職SWOT(就活SWOT)などの、学生向けメディアを運営しています。

就活SWOTを立ち上げたのは今から3年前なのですが、
早いもので今年もすでに、新3年生の就活が始まってきています。

(すでに夏のインターンで内々定をもらっている学生も出てきています。)

早い場合で大学3年の春、遅い場合でも3年の冬には
多くの学生が就活を開始する…というのが現在の就活です。

一部ではそれに対しても批判あります。

昨年からリクナビ、マイナビ、エンジャパンなどを始めとするナビ系サイトの
グランドオープンは12月1日に変更され、
2012年もそのまま12月となる予定になっています。

しかしその事により、逆に負担増を感じた就活生がいる事も事実です。

2010年以前は、10月にナビがオープンしてプレエントリーをしながら企業研究する機会があり、
エントリーシートの書き方や自己PRの考え方に始まり
ロジカルシンキング、ディスカッション、など様々な切り口から「就活支援」のセミナーが開かれます。

これに対して2011年の就活はどうだったかというと、
12月に多くの就活生が一気に就活を開始し、
企業研究をする時間はほとんどないまま
エントリーシート提出、選考の時期に入る事になりました。

実際に企業人事担当者の間では、
「例年よりエントリーが集まりにくかった」という声が出ています。

この問題は色々な視点で問題がありますが、
個人的にすごく残念に思っているのは
「就活を通じた、学生の成長のキッカケが失われている」という事です。

【就活を通じて成長する、という考え方】
大学生活の中盤に就職活動が入ってくるため
「学業はどうするのか」
「大学生活の中で何かを成し遂げる前にどうやって評価するのか」
という批判もあります。

しかし私はむしろ
「就活を通じてどれだけ成長できるか」
「就活で得た気づきを大学生活にどうフィードバックするか」
の方が大事であると考えています。

例えば
ESを書く作業を通じて、自分の考えを簡潔に伝える方法を学ぶ。

グループワークを通じて、論理的な思考や、他者と議論する力を身につける。

など、社会に出ても有用なスキル、考え方の中でいくつかは、
就活を通じて身に付けることが可能です。

もちろんこれらの成長は、就活以外の場でも得ることが可能です。

しかし「就活」を始める前の学生にとって、
ビジネスとはどういうものか考えるキッカケはなかなありません。

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酒井 一樹(就活SWOT代表)

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