自分を褒め、仕事を楽しみ、モチベーションを上げる!

2012.09.11

開発秘話

自分を褒め、仕事を楽しみ、モチベーションを上げる!

喜田 真弓

「カリスマ」営業マンとか、「カリスマ」技術者とか、人々を魅了するような資質や技能をもった人気者が身近にいないだろうか。アシストで言うなら、データベースの技術を担当している佐瀬(さぜ)がその一人だ。

「顧客訪問15件は営業の話ですが、技術も同じことが言えると思います。数をこなすということは非常に大切で、技術者は特にナレッジが自分に蓄積します。蓄積した知識や経験は、脳内に形成されるシナプスのように相互に働き始めます。シナプス化するのには訓練が必要かもしれませんが、まずは知識や経験をたくさん貯めること。知識や経験が増えると、ところどころで、“あ、これは以前やったあれに似ている”とか“この仕事は誰々がやっていたあれを参考にしてみよう”とか、トラブル対応でも勘が働き、仕事は効率的になりますし、クオリティも上がります。自ずと周りの評価は上がっていくでしょうし、それは自信につながっていくわけです」と佐瀬。経験を積むことでナレッジが増え、自信につながると、自然と仕事へのモチベーションも上がるというわけだ。

「働いている人は多かれ少なかれ、人の役に立ちたい、もしくは自分が成長したい、この2つを基本的なモチベーションにしていると思っています。人の役に立つためには自分に能力があることを知らなくてはならず、それはもう、がんばるしかありません。ただ、不幸なことに、がんばっているのに誰にも認められず、そのために能力があることを知らずに過ごしている人もいます。ただそんな人にも自分が成長したいというモチベーションはあって、誰かが認めてくれなくても、自分が認めることで、そのモチベーションは叶うはずです。自分がチャレンジして、できた時には自分で認める。よくSkypeで、“俺って天才だな!”って書いたりするんですが、周りの反応は『はいはい』とか『でたでた』だけですが、まぁ、それでもいいんです」と佐瀬は言う。

佐瀬を入社時から知っている元上司の細井は、
「新卒で入社し、私達のチームに配属された当時から、前向きで向上心が高く、仕事もプライベートも力を抜かないという佐瀬さんのスタイルは全く変わらないですね」と言う。
「当時の我々のチームは結構多忙な時期で、新人の佐瀬さんにも、少しでも早く仕事を覚えてもらって、1日でも早く活躍して欲しい、忙しくてもある程度仕事に対して自己管理ができるようになって欲しいと思っていました。メンバーが少なく仕事も溢れていた時期だったので、本人のポテンシャルが高く与える仕事を難なくこなす彼に、どんどん次のレベルの仕事をアサインした記憶があります。それでもどんどん吸収してくれて、任せられる安心感もありました。また、よく飲みにも行きました。仕事だけでなく、飲み会の席でも活躍できる素質もあり、これはお客様にも気に入っていただけるなと確信しました(笑)。その後、彼とは部署は変わりましたが、前向きに行動して成果を上げ、社内外で活躍している彼の話が聞こえてくると、”あいつ頑張ってるな、”と、自分のことのように嬉しくなりますね」

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