「良いものはクチコミで広まる」という甘え

2007.10.13

営業・マーケティング

「良いものはクチコミで広まる」という甘え

寺西 隆行
(株)Z会

教育業界において、マーケティングやPRの参考となる事例ーそれが立命館大学です。 学生の人気も高く、受験者数も高位で安定しています。 「良いものは自ずと知れ渡る」と考えている方、いらっしゃいませんか?

本来、「良いものであること」は、サービスなり商品なりを利用してからではないとわかりません。
ましてや「大学」、利用者側からすると、サービスを利用してからスイッチ…ということなんて、そう簡単にいきません。
ならば、「良いものを提供している」ことに気づいてもらうには、アピールすることも大事なんです。

大学の例に限らず、「実際に良いものを提供している」企業の中には、「良いものなんだからアピールしなくていいじゃない」と考える社員も少なくない場合があります。
Z会も「良質の教材」が一番のウリですから、(企業全体として)そう考えがちになる罠も内包していると言えるでしょう。
しかし、良質だから、といって、クチコミといわれる、コントロールできないものだけに頼るのは、誤解を恐れずに言えば、マーケティングを放棄しているのと同義なのです。
※ビジョナリー:猪熊さまのこちらの記事も、本質的には似たようなことをおっしゃられていますね。

「良いものだから多くの人に使ってもらいたい」
「そのために、今伝わっていない人にどう上手に伝えればよいか」

宣伝やマーケティングの担当者だけではなく、製品やサービスを実際に生み出している人も考えなければいけないことでしょう。
自分の生み出した製品やサービスを、本当に愛しているのであれば。。。

PRでは時代の先へ、先へと進んでいる立命館大学。
その雰囲気に触れるだけでも、立命館大学の東京でのオープンキャンパスに行く価値はあるのではないでしょうか。

11月4日に行われます↓
http://www.ritsumei.ac.jp/ritsnet/event/2007/goudo_oc/tokyo.html

毎日ブログ更新中!http://www.zkaiblog.com/histaff/

続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。

Ads by Google

この記事が気に入ったらいいね!しよう
INSIGHT NOW!の最新記事をお届けします

寺西 隆行

寺西 隆行

(株)Z会

文部科学省広報戦略アドバイザー 経済産業省「未来の教室」教育・広報アドバイザー 三島市GIGAスクール推進アドバイザー 等

フォロー フォローして寺西 隆行の新着記事を受け取る

一歩先を行く最新ビジネス記事を受け取る

ログイン

この機能をご利用いただくにはログインが必要です。

ご登録いただいたメールアドレス、パスワードを入力してログインしてください。

パスワードをお忘れの方

フェイスブックのアカウントでもログインできます。

INSIGHT NOW!のご利用規約プライバシーポリシーーが適用されます。
INSIGHT NOW!が無断でタイムラインに投稿することはありません。