2009年環境調達.comから2010年を展望する

2010.02.04

経営・マネジメント

2009年環境調達.comから2010年を展望する

中ノ森 清訓
株式会社 戦略調達 代表取締役社長

「環境調達.comの2009年の記事を振り返り2010年を占う」記事投票にご協力頂いた方、ありがとうございました。今回は記事投票の結果発表と、そこからの2010年の環境経営の展望をお伝えします。

ダントツの支持を集めた記事はなく、投票頂いたのは、以下の通りです。

【第8号 2009.8.13】フライパンからジェット機まで、なんでもシェアするShareMo(シェアモ)
http://www.samuraisourcing.com/knowledge/green/archive/g8.html
(投票理由)シェアするというのは、サービスがあることも大切ですが、利用者(消費者)の意識がまずこれまでの所有という考え方から一歩抜け出すことが前提であると思います。利用者の意識変化が進んでいることに一票!

【第20号 2009.11.5】水を使わずに印刷、VOCや廃液の回収・処理を解消する水なし印刷
http://www.samuraisourcing.com/knowledge/green/archive/g20.html
(投票理由不明)

【第27号 2009.12.24】案の定、成果をもたらさなかったCOP15を糧に、今後の環境経営を考える
http://www.samuraisourcing.com/knowledge/green/archive/g27.html
(投票理由)世界における日本のリーダーシップ不足が改めて露見したニュース

シェアモの記事に投票頂いた方の投票理由の通り、環境負荷削減を事業活動に統合する真の環境経営を進めていくには、お客様がそれを価値として認めて頂く意識改革が必要です。

2009年は不況による節約志向とあいまってか、シェア、レンタル、リサイクル、居抜きといったサービスが注目を集め、業績の伸ばしました。

きっかけはどうであれ、物を大切に使う、もったいないと思える心がカッコいいという価値観の転換は、環境経営実現の上で不可欠な要素だと、弊社も考えます。

2010年は、環境負荷低減を一過性のトレンドでなく、新しい価値として定着させる年にしなければなりません。

水なし印刷は、環境負荷低減技術が、業界の基礎技術そのものを変えていく事例です。基礎技術の転換は、製造設備、原材料、部品など影響範囲が広く、これらをセットで変えていかなければいけないため、時間が掛かります。

それでも、それに成功すれば、市場での主導権を握るチャンスです。環境負荷低減技術は、お客様や関連企業の価値観だけでなく、競争のルールを変え、大きなチャンスをつかむ機会をもたらすものですから、腰を据えてこの分野に取り組む企業には、きっと大きな成功をもたらす事でしょう。

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中ノ森 清訓

株式会社 戦略調達 代表取締役社長

コスト削減・経費削減のヒントを提供する「週刊 戦略調達」、環境負荷を低減する商品・サービスの開発事例や、それを支えるサプライヤなどを紹介する「環境調達.com」を中心に、開発・調達・購買業務とそのマネジメントのあり方について情報提供していきます

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