影響力を解剖する(5)影響力の源-1

2007.08.17

ライフ・ソーシャル

影響力を解剖する(5)影響力の源-1

松尾 順
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

影響の与え手が、 なんらかの目標(意図)を持って受け手に働きかけ、 首尾よく目標を達成するために重要、あるいは有効なこと。 言い換えると、影響力をもたらしているもの。 それを「影響力の源」と呼ぶことにします。

[正当影響力]

組織の中では、指示系統がはっきりしています。
もっとも明快なのが「軍隊」でしょう。

子の場合、部下は上司(上官)の命令に
原則として従わなければなりません。

あるいは、公的な場においては、
治安の維持のために働く警察官の指示に、
われわれ一般市民は原則として素直に従います。

上司(上官)や警察官は、社会的な規範に基づく

「正当影響力」

を行使することができるわけです。

このほかにも「正当性」をもたらすものとしては、

・血筋(王家の血を受け継いでいる等)

が挙げられますね。

また、『影響力を解剖する』では、
他の人より多くの賞や罰を持っていることで、

「正当性」

が高めていくことにつながる述べられています。

確かに、賞や罰を与える側が、
ある意味「受け手」よりも「偉い」という感覚が
生じてくるものですよね。

自然発生的な「番長」が、周囲が認める

「正当影響力」

を行使できるようになるのは
端的にいえば、最もケンカが強い、
つまり最大の罰を与えることができる点と関係しています。

なお、お気づきだと思いますが、
企業・組織内で「正当影響力」を悪用するのが、

「セクハラ」や「パワハラ」

と呼ばれる行為ですね。
(実質的には、「罰影響力」を背景にしてますが)

『影響力を解剖する』
(今井芳昭著、福村出版)

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松尾 順

有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。

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