上司は本当に駄目駄目ですか?

2009.05.31

仕事術

上司は本当に駄目駄目ですか?

伊藤 達夫
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役

「うちの上司はだめでさー」というようにおっしゃっている方はたくさんいますね。私はあまり居酒屋はいきませんが、ワタミあたりの飲み屋にもたくさんいます・・・。でも、本当にそうなんでしょうか?

 はじめは誰でも作業員です。それは仕方がないことです。

 それで、あなたのボスがいます。上司がいるのです。

 上司は、あなたの評価をして、給与の昇給などを決める権限を持っていることが多いです。

 そして、あなたに仕事の指示を出します。上司がやれ!と言った仕事をやるのです。

 そのボスとどうつきあっていくのか?というのはすごく大事なポイントです。会社生活のすごく大きな部分を占めるでしょう。

 上司との人間関係に悩む人も多いです。セクハラ、パワハラ、そういう言葉が上司との間には存在することもあります。まあ、刑法上の犯罪なら、しかるべきところに訴え出る必要はありますね。

 ただ、人間関係だけでなく、仕事をしっかりやっていく上で、どのようにボスというヒューマンリソースを使っていくのか?というのはすごく大事です。

 で、タヌキオヤジ的な上司もいますよね。好々爺のようにしているだけの上司もいます。

 でもね、タヌキオヤジは伊達にタヌキオヤジではないのです。彼らのリソースをうまく使えれば、あなたの仕事のレベルはまた1つ上がっていきます。

 一応、会社に認めてもらって、昇進して、あなたを任されているのですから。

 それで、上司は忙しいことが多いですね。いろんな案件を部下にふっていて、そのクオリティー管理までしていることが多い。

 彼らはそんなに細かいところまで降りられない。

 逆に、細かいところまで下りてこられて嫌だ、という人は、信用されていないということです。細かいところを徹底して考えることをすれば、細かいところを直す必要がない人の場合は、上司は別に細かいところまで下りてはきません。

 ここの認識が違うと、しんどいですね。細かいことをやりすぎだからもっと管理に専念すべきだ!という主張はむなしいです。

 あなたが細かいところを任せられない人だから、上司は降りてくるのです。人に信用してください!と言うのはむなしいです。行動で示さないと信用はしてくれません。

 はじめは上司が下りてこなくていいぐらいのことができるようになることが1つの目標であったりします。

 そのレベルを超えて、だいぶ任されるようになったとしましょう。

 次は、上司のクリエイティブな部分をいかにいかすか?というのを課題にしてみてはいかがでしょうか?

 いいですか?

 ちょっとだけ衝撃的なことを言います。

 上司はあなたよりクリエイティブなことが言える場合が多々あります。

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伊藤 達夫

THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役

THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。

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