『2年2ヶ月』以内に変革可能な企業の条件。

2009.02.02

営業・マーケティング

『2年2ヶ月』以内に変革可能な企業の条件。

中村 修治
有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役

2年と2ヶ月。約800日。 恋愛でも、ビジネスでも、その期間には、意味がありそうなのだ。気になるっ。

稀代の作詞家・阿久悠氏は、
「たった2年と2ヶ月で」という歌謡曲を書き遺している。
小さな部屋でも お城と信じ
小さな愛でも 命と信じ
たがいにつくして 暮してきたが
今日から他人で 別れる二人

誰をせめたらいい 誰と泣いたらいい
たった2年と2ヶ月で
終ってしまうの 二人の愛は♪

大ヒット曲「3年目の浮気」は、1982年の作品。その4年前の1978年に、阿久悠氏は、この作品を発表している。
3度目の正直という諺があるように、「3」という数字には、回数としての説得力がある。
しかし、人間の生活習慣が1年=365日を単位に気持ちが一新されていくと考えた場合・・・1年やって、やり直して2年を過ぎて、あと1年を過ごすかと言うと・・・待てないっ。せいぜい結論を出すまでには、2ヶ月程度だろう。回数ではなく、別れるかどうか?心情の問題として捉えた場合、「2年と2ヶ月」というのは、妙に説得力がある時間ではないだろうか。さすがは、阿久悠氏である。

・・・で、ビジネス的にも、「2年と2ヶ月」というのは、意味がありそうな話しを見つけた。オバマ大統領誕生の際に、米国の経済専門誌で取り上げられた論考で、次のようなものがある。

殆どのブランドがペプシの戦略と似ている。
新しいCMO(Chief Marketing Officer)がくる度に、
或いは広告代理店が変わるたびにコピーが変わる。

1975年以来、BMWのスローガンは変わっていない。
"The Ultimate Driving Machine"
1975年以来、ペプシのコピーはこれだけ変わっている。
1975: "For those who think young"
1978: "Have a Pepsi day"
1980: "Catch that Pepsi spirit"
1982: "Pepsi's got your taste for life"
1983: "Pepsi now"
1984: "The choice of a new generation"
1989: "A generation ahead"
1990: "Pepsi: The choice of a new generation"
1992: "Gotta have it"
1993: "Be young. Have fun. Drink Pepsi"
1995: "Nothing else is a Pepsi"
2002: "Generation Next"
2003: "Think young. Drink young"
2004: "It's the cola"

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中村 修治

有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役

昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。 その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。

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