ベタベタですがDHMOの脅威と環境問題について考える!

2008.12.06

IT・WEB

ベタベタですがDHMOの脅威と環境問題について考える!

伊藤 達夫
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役

ベタなお話しで恐縮ですが皆さんDHMOの脅威について知っていますか?このDHMOという物質を規制すべきか否か、この問題に関する議論から何を学ぶべきなのか? 皆さんはどう思いますか?

 DHMOは、無色、無臭、無味の化学物質で、毎年、数え切れない人々を死に至らしめているんだそうです。

 知っていましたか?

 私もつい最近までは知りませんでした。

 自分の無知が恥ずかしいですね。

 そして、これらの死因のほとんどは、誤って大量のDHMOを摂取してしまったことによるそうですが、危険性はそれに留まらないんですね。

 DHMOの摂取は、異常な発汗や、嘔吐の原因となりますし、DHMOの固体に長時間接触すると、皮膚組織に深刻なダメージを受け、気体の状態では強烈な爆発を引き起こすことまであるんです・・・。

 また、末期癌患者の癌細胞の中から、大量のDHMOが検出されているそうですね。

 恐ろしいことに、DHMOは米国北部の五大湖沿岸からも検出されていて、中西部での穀倉地帯では、DHMOに起因する何百万ドルの損害が起こっているんです。

 これらの危険にもかかわらず、DHMOは規制されておらず、野放しの状態だそうです。

 産業触媒や冷却材として、原子力発電所、発泡スチロールの製造、農薬の生産に使われているんですね。

 経済活動には非常に有用なものだからだそうです・・・。

 人類はかつて、経済活動を優先し、環境を犠牲にするという失敗は繰り返してきたはずなんですけどね。水俣病、イタイイタイ病もそうですよね。

 悲しいことに、米国政府はDHMOの規制を、今のところは、拒否する構えだそうで、陳情活動がうまくいっていることはないそうですね。

 まだ遅くありません!と言って熱心に署名を集めている人もいるようですね。

 インターネットを検索してみれば、DHMOの脅威というページがいくつも見られますね。

 皆さんは「規制すべき」という活動に協力して署名しますか?

 大半の方はこのメッセージに賛同して、署名をしてくれるそうです。

 1997年にこのメッセージはインターネットの普及もあって、全世界に広まりました。

 環境保護もインターネットの時代ですからね、メッセージは一瞬で広まる。マーケティング的な知見をもってすれば簡単に広がります。

 さて、この物質はその署名のかいあって、規制されたでしょうか?

 答えはNoです。

 残念ながら、Noなのです。

 それはなぜか?

 わかります?

 これほどまでに、デメリットがある物質にも関わらず、規制されない。環境保護団体はそこまで無力なのでしょうか?

 いや、やはり世界は企業が牛耳っているのでしょうか?企業活動こそ一番優先されるものだから、多少の被害には目をつぶるからなのでしょうか?

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伊藤 達夫

THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役

THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。

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