今日のネクタイ、何色ですか?

画像: Andy Rennie

2015.07.29

ライフ・ソーシャル

今日のネクタイ、何色ですか?

唐澤 理恵
株式会社パーソナルデザイン 代表取締役

アメリカのバラク・オバマ大統領は選挙中、ほとんどブルーのネクタイでしたが、次期大統領に決定後は赤いネクタイを着用するようになりました。アメリカではケネディの時代から政治家のネクタイには意味があるといわれています。はてさて、そんな色のもつ意味とは?

バラク・オバマ氏がアメリカ初の黒人系大統領として注目を集めています。彼の話し方や言葉、そしてファッションについてもマスコミに取り上げられ、いろいろな意味で新しい時代が創られる気配を感じます。

彼の装いでもっとも興味を引いたのは、黒のスーツに白いシャツ、そして選挙中はほとんどブルー系のネクタイを絞めていました。一方、マケイン氏は赤系が多かったように思います。

そして、圧勝後には赤いネクタイを着用するケースが多くなったオバマ氏ですが、そのもつ意味とはなんでしょうか。

アメリカという国ですから、当然オバマ氏には一流のイメージコンサルタントがついていたはずです。もちろん、マケイン氏にもです。それぞれ計算されたイメージ戦略の中で、オバマ氏があらゆる面で優れていた結果、圧勝したわけです。

さて、ここでイメージを創り上げる上での一要素である「色」について少し学術的に解説してみます。

色とは電磁波の一種です。つまり、光の波です。波長の異なる可視光(眼で見分けられる光)が物体に反射したり、透過したりすることによって特定の色を認識します。つまり、光の波の長さによって私たちの目が色を識別していることになります。たまたま、視覚で色と判断するのであって、実は私たちの肌にもその波はあたります。つまり、肌でもその波長の違いを感じていることになるのです。(もちろん、それを意識として感じている人は少ないですが・・・。)

大きく分けると虹色の七色(赤、橙、黄、緑、青、藍、紫)が主な色です。

たとえば、最近スーパーで赤々と並んでいるリンゴ。これは、赤の波長が反射し、他の色は吸収していることによって赤い色として目に映るわけです。

さて、ここで問題は私たちが赤い色をみると、つまり赤い光の波長をうけるとどういう心理状態になるのか。一方で青い光の波長を受けるとどうなるのか、ということです。

実際に面白い実験を行っています。それは赤い色を基調とした部屋に10分間入れられた場合と、青い色を基調とした部屋に10分間入れられた場合とで、10分より長く感じるのはどちらの色かという実験です。

結果は、赤い色の部屋に入っている方が10分より長く感じる人が多いのです。逆に青い色の部屋の場合、10分より短く感じる人が多い。これはどうしてでしょうか。

このとき、身体の状態はどうなっているのかを心拍数と血圧とで調べてみるとなんと赤い部屋の場合、心拍数が増え、血圧が高くなるという結果がでたのです。
青い部屋ではこの逆。心拍数が減り、血圧が低くなります。

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唐澤 理恵

株式会社パーソナルデザイン 代表取締役

「自分らしさをデザインする。」をコンセプトに、独自のパーソナルアイデンティティ分析を基に業界・業種・役職に合った「自分らしさ」をスタイリスト、ヘアデザイナー、ボイストレーナー、演出家ほか各種スペシャリストとともに演出をサポートしています。ビジネスパーソンのためのパーソナルプロデューサー、が肩書きです。

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