山田真哉氏は三国志の誰?~気に入ったことしかやらない!

2008.11.29

ライフ・ソーシャル

山田真哉氏は三国志の誰?~気に入ったことしかやらない!

寺西 隆行
(株)Z会

本サイト、特集のタイトル“Secrets of First Most Only”にも用いられている「FMO」。メルマガ「ビジネス発想源」で著名な弘中勝氏が、PRにおける大切なポイントを表現したものに他なりません。 そんな弘中氏が企画する「発想源ビジネスライブ」。テーマが三国志、ゲストが山田真哉氏で昨日行われました。その中での山田氏の内容で興味深いものがありました。

本投稿記事は、毎日更新中のブログ
http://www.zkaiblog.com/histaff/
の話題を元に、本サイトの読者層に合わせた形で修正しております。

いつもメルマガから知恵を頂戴している「ビジネス発想源」。
http://www.mag2.com/m/0000134134.html
昨日(11/27)はその勉強会バージョン、「三国志ビジネスライブ」に行ってきました。
※新幹線の時間&会社の仕事が少し残っていたので、途中退出になったのは残念でした(泣)。

ゲストは山田真哉さん、ご存知ですよね、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(160万部超の売上、すごい!)。
実は数年前に1度だけ山田さんとメールでやり取りしたことがあり、本日ちょろっと挨拶したら(僕のことを)頭の片隅で覚えていてくださっていたようで…
ちょっぴり嬉しかったりも。

さてその山田さん。

「自分を三国志のキャラクターに例えると?」

の質問に

「ホウ統」(“ホウ”はまだれに龍)

とのお答え。
※ホウ統は、諸葛亮孔明と並んで賞される伝説の軍師です。

「なぜ?」

に対し

「僕は自分の気に入ったことしかやらないから」(笑)
…確かに、三国志の漫画などで語られるキャラはこんな感じですね。

自分の気に入ったことしかやらないー
言葉だけで判断するととってもワガママなセリフに聞こえますが、山田さんが言うと

「うん、今の社会人に欠けている大事な姿勢だ」

と感じました。

この言葉の裏にあるのは

「気に入ったことはやる」

ということ。
そしてまた、“気に入る”“それをやる”の定義が違うんですよね、「気に入ったことはやる」という発言を「忠実に実行する」人と「口ダケ」人では。

辛い仕事はしないー
そうじゃないんです、山田さんは、きっと。

会計士になる、それは自分が好きだから。
書籍を書く、それは自分が気に入ったから。

だけどそのための努力や勉強を惜しまない(好きだから、やれる)。

努力をするのが嫌、勉強が嫌、
だけど会計士の仕事は面白そうだから遊びながら会計士になりたいー

のような「甘い考え」は、本当の“気に入ったことしかやらない”姿勢ではありません。

この考え方の根本は、「会計士をやる」ではなく「ラクして甘い汁を吸う」というないものねだりにすぎないわけですから。

気に入ったことはとことんやる。
それは、そのための様々な困難を克服する姿勢を併せ持っている強い姿勢なのです。

山田さんが公認会計士に合格するときの激しい勉強量は、新聞などでも特集されていました。
今の成功は、「気に入ったことをやる」ために、とことん困難を越えてきたからあるんですよね。

教育に携わりながら、若い人たちを見ていて思います。
夢を持つことを(もちろん)否定はしませんが、ないものねだりは夢を持つことではないと。

届かないかもしれない、しかしそのための努力を何らかの形で行うために、夢を持つことって必要なんですよね。

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寺西 隆行

寺西 隆行

(株)Z会

文部科学省広報戦略アドバイザー 経済産業省「未来の教室」教育・広報アドバイザー 三島市GIGAスクール推進アドバイザー 等

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