ネット内の友達は、友達ではない日本人!

2008.11.14

営業・マーケティング

ネット内の友達は、友達ではない日本人!

中村 修治
有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役

最近、めっきりSNSへのお誘いが少なくなったなぁ。 SNSに入ったものの、最近、覗きにも行ってないなぁ。 そう感じている人は多いのではないだろうか。 実際に、利用者の55%が「SNSへの興味を失っている」というデータが出ている。 日本人は、どうもSNS体質ではないようだ。

ネット内だけの友人を、ほんとうの友人だとは思えない感覚は、究めて日本人的で健全である。また、従来のコミュニケーションスタイルに戻ろうとする「揺り戻し」の現象も、成熟の結果なのだと信じたい。

「技術に振り回されリードされる人」ではなく、「人を中心に、技術を最適に使う」ことへの渇望が、市場から沸々と湧いているのではないかと考える。
人間は、市場は、螺旋的に発展している。その良い答えだと思う。

販促の世界では、
インターネットの中のメディアと他メディアをリンクさせて成果を出そうという
「クロスメディア戦略」が主流となってきた現在だが。
マス媒体への畏敬が極端に落ち込み、その効果が見えず・・・
頼りにしたい口コミ戦略の核であるCGMまでもが、この現状では、
いま提案されているその戦略の成果も怪しいものだ。確証がない。
それぞれの媒体をひとつの「機能」として結びつけているような「クロスメディア戦略」は、
ただの「媒体遊び」にしかならない。その結果は、たかがしれている。

「クロスメディア戦略」のキモは、
「日本人への洞察」であり、「暮らしの動線の理解」であり、
「リアルなコミュニケーションの回帰」である。

某通販会社が、繁華街の飲み屋をひとつひとつまわるという「昔ながらのサンプリング」戦略で、大きな成果を上げたという話しを、つい最近耳にした。

ネット内のコミュニケーションにも飽きて、
マス媒体への信用もガタ落ちの、いまの日本人には、
基本中の基本の「SP戦略」が、一番効果が高いのかもしれない。
クロスメディア戦略のコアに置くのは、
ネットでもなく、マス媒体でもなく、
「セールスをプロモーションする人間」であることが
正しい選択ではないかと考える。
販売促進の手法も、螺旋的に発展しているというわけだ。

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中村 修治

有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役

昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。 その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。

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