世界を変える会社の作り方~5~

~スタートアップ期(2年間)に生じる壁と対策~  会社とは何か、事業とは何か、お金とは何かといったことをお話したいと思います。  私は起業を決意して、行動を起こし、何度も何度も失敗を繰り返し、ようやく2年を乗り切った新米の経営者です。まだ成功しているわけではありませんが、私がなぜ起業をし、何に失敗し、何を学んだのかについて率直にお話することで、皆さんの将来の糧にしていただければ幸いです。

すべては“外部化”できる

 さて、いきなりものすごく細かい話ですが、スタートアップの実務的な話をします。先に触れた“外部化”の大切さにつながる話です。

 まず、ホームページを作る際に役立つのが「Color Me Shop!」。安く柔軟性のある物販サイトが作れます。「イーバンク」は振り込みコスト低減に有効です。なんと1回150円です。
しかし会社は都市銀行に口座を開設しなければなりませんがそこで電子決済すると750円かかるので、2つ口座をつくって、都市銀行は入金口座にしてイーバンクは出金口座にすれば、コストを低減させることができます。

 会社をつくる際は、行政書士にお願いするべきです。15万円でできます。最初は、エゴもあるし、金もないから、自分でやろうとするけど、基本の方針は外部化です。外部化を恐れてはいけません。外部化を嫌がるのは無知とエゴからくる考えです。強み以外は、すべてアウトソーシングする心持ちが大事です。それが単なる個人事業主になるか、会社をつくるかを分けていきます。

 もちろん税理士は絶対に雇うべきです。税金対策は、長期では価値がありません。それより本業での価値創造を徹底的に考えたほうが効率的です。税金対策で会社やるのは本当に辞めたほうがいいと思います。絶対にIPOを目指すべきです。それもIPOという目標のために目指すのではなく、自分の会社を社会的存在にするためにやる。本質的な意味で、「パブリックオファリング」をする(公に問う)ということです。税金対策で会社をやるんだったら、もっとコストを下げる方法はあります。またグレーゾーンの会計処理はやめたほうがいいです。そういう生き方は幸せにはつながりません。

 あとは電話秘書と「とらば~ゆ」の利用です。人を採用する際は、仲間に声をかけるのではなく、マーケットから調達したほうがいいです。案外、友人と事業をするのはコミュニケーションコストがかかるものです。採用コストは10万円程度みておいたほうが良いでしょう。より良い人材を求めるなら、コストをかけるべきです。また、事務所は、やっぱり「ちよだプラットフォームスクウェア」です。見栄を張って、高い事務所を借りると後が大変です(笑)。

 ひとつ言っておきたいのは、最初に借入だけはしないこと。会社員で起業資金が貯まっていない人は、まだ会社でやるべきことがあるというメッセージかも知れないです。昔、株式会社を作るのに資本金1,000万円が必要だったのには、それなりの理由があったのではないでしょうか。いまは1円でも起業可能ですが、起業の敷居を制度的に下げるのは、本質的ではないと考えます。

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