先日発表された中国自動車メーカーBYDの軽EV「RACCO」の市場参入についての戦略的な意味とは、どういったものなのでしょうか?
米国と欧州が中国EVに関税の壁を築いたことで、その圧力の矛先が、日本という市場に向かった。日本の自動車メーカーにとっては、自分たちが何かをしたわけでもないのに、最も厳しい競争相手を、最も本気の状態で迎え撃つことになったわけです。
これは、従来の地政学リスクの語られ方とは、少し違う種類のリスクです。地政学的な力学が、思わぬところで新しい競争を生み、市場環境や事業構造そのものを変えてしまう。こういう新しい競争は、これからも次々と起きてくるのではないでしょうか。
日本企業が本当に警戒すべきは、目の前に現れた一台の車や一つの製品の性能・価格ではなく、「自分たちの業界の構造変化がどのようなものになっていくか」ではないでしょうか。
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2009.02.10
2015.01.26
調達購買コンサルタント
調達購買改革コンサルタント。 自身も自動車会社、外資系金融機関の調達・購買を経験し、複数のコンサルティング会社を経由しており、購買実務経験のあるプロフェッショナルです。
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