今、巷ではやりのDXとかIoT。 これって何なのか、ここではっきり整理してみませんか?(前編)

2021.12.17

経営・マネジメント

今、巷ではやりのDXとかIoT。 これって何なのか、ここではっきり整理してみませんか?(前編)

三宅 信一郎
株式会社BFCコンサルティング 代表取締役

昨今テレビや新聞などのメディアや、実生活でもよく耳にする、DXやIoTなどの用語ですが、他にもいろいろアルファベットの文字がありすぎて皆さん、何が何だか混乱していませんか?

●「VR」:「Virtual Reality」の略で、「人工現実感」や「仮想現実」などと訳されています。 現物・実物ではないが、機能としての本質は同じであるような環境を、使い手の五感を含む感覚を刺激することにより理工学的に作り出す技術およびその体系のことを言います。

●「AR」:「Augmented Reality」の略で、一般的に「拡張現実」と訳されます。 実在する風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示することで、目の前にある世界を“仮想的に拡張する”というものです。スマートグラスなどの名称で商品化されて実用化されているものもあります。

特に近年はスマホ向けサービスとして実装されていることもあり、日常生活の利便性を向上させ、新しいエンタテイメントを創出させる新技術として注目を集めています。

●「RPA」:「Robotic Process Automation」の略で、「人間の代わりに業務をこなしてくれる自動化ソフトウェアツール」のことを言います。 決まった手順の定型業務や繰り返しおこなうルーティンワークなどの自動化を得意としており、主にパソコン上でおこなう事務作業の領域での導入が企業や組織で進んでいます。

ロボットを使った業務改革・働き方改革の担い手として注目を浴びています。

●「AI」:「Artificial Intelligence」の略で、「人工知能」と訳されます。 AIとは、人間の知的ふるまいの一部や知的行動を人間に代わってコンピュータに行わせたり再現させる技術をいいます。

コンピュータが、自己の経験から学び、新たな入力に順応することで、人間が行うように柔軟にタスクを実行します。

●「DL」:「Deep Learning」の略で、「機械学習」と訳されます。 「ML(Machine Learning)」とも言われており、AIを支える技術の1つです。 コンピュータが大量のデータ(ビッグデータ:後述)を学習することで、データのルールやパターンを抽出します。

また学習過程で得られた結果をもとに、分類や予測などのタスクを実行するアルゴリズムなどを自動的に構築することができます。

●「BD」:「Big Data」の略で、「ビッグデータ」と呼ばれております。

色々な定義がありますが、総務省の定義は、ビッグデータを「事業に役立つ知見を導出するためのデータ」とし、ビッグデータビジネスについて、「ビッグデータを用いて社会・経済の問題解決や、業務の付加価値向上を行う、あるいは支援する事業」と目的的に定義しています。

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三宅 信一郎

株式会社BFCコンサルティング 代表取締役

事業力強化・新規事業開発・創業支援コンサルタント 自動認識基本技術者 (JAISA:(社)日本自動認識システム協会)認定

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