就活生にとって厳しい状況は続くが、50年稼げる自分をつくっていこう

2021.02.14

組織・人材

就活生にとって厳しい状況は続くが、50年稼げる自分をつくっていこう

猪口 真
株式会社パトス 代表取締役

昨年1年間、コロナ禍のなか、就活を続け、Webでの面接など、ほとんどの人が体験たことのないことを経験し、この4月から新社会人として社会に巣立つ人は、一向に落ち着かない状況のなか、不安でいっぱいだろう。人気企業のランキングもかなり様変わりした。

昨年1年間、コロナ禍のなか、就活を続け、Webでの面接など、ほとんどの人が体験たことのないことを経験し、この4月から新社会人として社会に巣立つ人は、一向に落ち着かない状況のなか、不安でいっぱいだろう。

学情が公表した「就職人気企業ランキング(2022年大学・大学院を卒業予定の学生対象)」(2020年12月21日)を見ると、人気企業のランキングもかなり様変わりした。
1位の伊藤忠商事(3年連続)というのは変わりないが、トップ10の常連だった、旅行代理店や航空大手、JRなどは一気に人気を落とし、巣ごもり需要を反映したランキングになった。

コロナ禍によって、企業においても好不況の差が二極化し、生活には欠かせない主要産業である食品関連では、味の素、アサヒ飲料、ロッテと3社もベスト10に入り、サントリーも12位、日清食品も14位と上位に並んだ。

巣ごもり消費の典型となったのは、流通大手のイオン、「あつまれ どうぶつの森」が大ブームを起こした任天堂。そしてなんと業界不況の典型とまで言われた出版社が人気企業に復活するなどの珍事(?)も起きた。

予想通り、コロナで大打撃をこうむった旅行、交通は、大幅に人気を下げた。JTBは2位から9位、エイチ・アイ・エスは前年5位から35位、ANAは前年16位から79位、JALは前年52位から88位となってしまった。(それでも、100位以内に入っていることには驚かされる。旅行関係は、昔からなぜか学生に非常に人気がある。これは多くの人が言っていることだが、学生はもっといろんな会社を見たほうがいいぞ)

では、海の向こう、アメリカではどうなのだろう。日本とは比較にならないほどコロナの被害が大きく、産業界への影響もすごかったはずなのだが、調査会社ユニバーサムが発表した「2020年のアメリカの人気就職先ランキング:経営学や商業学を学ぶ大学生を対象」を参照すると、多少のランキングの変動はあるものの、上位の顔ぶれはあまり変化がない。

1位、2位はGoogle、Appleで、ウォルト・ディズニー・カンパニー、Amazon、Nikeと続く。J.P. Morgan、Goldman Sachsの人気も根強い。NetflixとSpotifyもランクインしている。

これまでは、どちらかといえば、10年もたてば一変しているアメリカでの人気企業と違い、日本では、大きな変動もなく、じっくりと変わっていくのが傾向だった。

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