ダイバーシティの実現を阻む、勉強不足・対話不足・機会不足。

画像: MIKI Yoshihito

2020.07.31

組織・人材

ダイバーシティの実現を阻む、勉強不足・対話不足・機会不足。

川口 雅裕
NPO法人・老いの工学研究所 理事長 /一般社団法人「人と組織の活性化研究会」理事

能力や視野・視点などがバラバラである状態をいかに作るか。

三点目は、機会不足である。能力や視点が多様であっても、その多様性を自覚できたとしても、発揮する機会がなければ、企業組織にとっても本人にとっても意味がない。実際に、特に大企業において昔の「男性正社員」中心の仕組みが色濃く残っているので、それ以外の人たちの機会は著しく制限されている。「男性正社員」的にならなければ、違いを発揮する機会が与えられない。また、前述した上から目線の先入観も、機会不足の大きな要因となっている。

機会は、力を発揮するだけでなく、成長のチャンスでもある。本人の成長はもちろん、組織にある多様な能力や視点を鍛えるためにも、機会は重要だ。機会の提供こそが、多様性をさらに強化する手法とも言えるだろう。しかし、残念ながら現状は、「男性正社員」中心の仕組みと、それ以外の人に対する上から目線の先入観によって生じている機会不足は、軽視できないレベルである。

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川口 雅裕

NPO法人・老いの工学研究所 理事長 /一般社団法人「人と組織の活性化研究会」理事

組織人事関連(組織開発・人材育成・人事マネジメント・働き方改革・健康経営など)や、高齢者・高齢社会をテーマとした講演を行っています。

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