東大合格通知のフライングは好ましくないかもしれないけれど…

2008.03.12

経営・マネジメント

東大合格通知のフライングは好ましくないかもしれないけれど…

寺西 隆行
(株)Z会 教室事業部特命職

1つ前に、「本日の東大合格発表、フライングあり!?」という記事を書いたのですが、11日の朝日新聞朝刊で 「東大合格通知フライング」 という記事が出ていてビックリ。

【2009年3月11日追記】
2009年東大の合格発表当日の様子はコチラからご覧いただけます。
http://www.youtube.com/watch?v=FpT4eUo9CZo

◆本サイトへの投稿記事は、毎日更新中のブログ
http://www.zkaiblog.com/histaff/
より引用しています。

asahi.comの見出しでは
「東大合格通知フライング 電子郵便、配達時間指定できず」
となっています。
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200803100334.html
要旨は
・昨年まで配達時間指定できたものが今年はできなかったためにおきた。
・東大側は本郷局に「なるべく午後に」と要望した。
・「発表後」にレタックスが送られるように段取りを組む(=当日朝に郵便局に提出する)ことも可能だったが、この段取りを組むと当日に行き渡らない可能性が出てくるため、去年と同じ前日提出にした。
という感じです。

実際の掲示板で発表されるより前に手元にー
確かにちょっと、好ましくないことですし(「えっ、これ、本物?」なんて疑心暗鬼も生みますからね。受験生のメンタル的には避けてあげたいところです)、「去年までできて今年できない」のは、(日本郵便に対し)どうもしっくりこない部分が残ります。

ただ、この事実だけで、東大事務局や日本郵便に対して「それはどうよ!」と一方的に批判するのは、良くないことだと思います。

まず、東大事務局。
上記にもありますが、

・東大側は本郷局に「なるべく午後に」と要望した。
・「発表後」にレタックスが送られるように段取りを組む(=当日朝に郵便局に提出する)ことも可能だったが、この段取りを組むと当日に行き渡らない可能性が出てくるため、去年と同じ前日提出にした。

ということから、「与えられた制約条件の中で最大限の努力」はしていますよね。

次に日本郵便。
「午後」という時間指定で、普段の受付量では考えられないくらい大量のレタックス送付ー
通信の混雑、配信手の手配、その他諸々を考えると、「かなり大変な作業」であることが歴然としています。
だから、「今回できないことを非難する」のではなく「今までできていたことがすごい(素晴らしい)ことだった」と、(今までに対して)感謝の念を覚えるべきじゃないでしょうかね。

人間の要望はどんどん強くなります。
人間社会全体が高まるような要望であれば健全ですが、「自分の都合だけ考えての要望」ばかりする人間がマジョリティになる社会は、不健全です。

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寺西 隆行

寺西 隆行

(株)Z会 教室事業部特命職

幼児から大学生・若手社会人の教育に携わる(株)Z会にて、教室部門にて様々な開発に奮闘中。前任ではWeb広告宣伝・広報・マーケティングなどを担当。 ※本サイト投稿記事は個人の見解です。

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