「ひいき」もアリ?~教え手が費やす時間だけで判断しないで

2008.03.17

ライフ・ソーシャル

「ひいき」もアリ?~教え手が費やす時間だけで判断しないで

寺西 隆行
(株)Z会 教室事業部特命職

特定の子だけ厚遇する… 先生による「ひいき」が問題になることもあります。 (これはこれでよくないことです) 一方で、表面的に「ひいき」と同じ行為が行われただけで、「ひいき」と断定するのもどうか、と思います。 教育サービスを提供している会社の、一社員として思うことー。

◆本投稿記事は、毎日更新中のブログ
http://www.zkaiblog.com/histaff/
の話題を元に、本サイトの読者層に合わせた形で修正しております。

立ち上げ時に、Z会のSNS・パルティオゼットの企画に携わり、そのあとしばらく運営を手伝っていました。
※パルティオゼット
http://www.zkai.co.jp/z-style/com/index.asp

パルティオゼットには、mixiと同じように、日記やコミュニティがあります。
サービスを活性化するために、コミュニティを盛り上げることも大事な仕事で、学習相談などが入ると、自らの判断で答えることもありました。
※基本的には、“パルティオゼットの利用者同士で助け合って解決する”のがコンセプトではありますが。

もちろん、すべての学習相談に答えられるわけもありません。
ですので、(スタッフとして)答えた学習相談、答えなかった学習相談、とバラバラになります。
そんなとき、

「ひいきしてる!私の(僕の)相談には答えられなくて!」

みたいに思われた方もいらっしゃるでしょう。きっと。

でも、僕の立場からすると、表面的な「答えたものがあれば、答えないものがある」行為だけで「ひいき」と思われたくないのが、ホンネです。

僕が「この相談には答えたいなー」と一番思えたときは、

「普段他の人の学習相談に何度も回答してくれている方が、学習相談の投稿をしたとき」

です。

それまでいろいろな方に「与える」行為をし、パルティオゼットというコミュニティを盛り上げてくれているわけですよね、こういう方って。
ところが、こういう方が「相談する」立場に回ったとき、回答がなかなかつかないときもあるんです。
なぜかといいますと…「回答する側に立つときが多い方」は、得てして問題解決力が高く、なるべく自分で処理しよう、という姿勢がついており、そんな方が「あえて相談する」相談には、それに答えられる「普段は回答を頂戴する側」の人がなかなかいないんです。

こんな方に回答するために、スタッフが回答してもよいと思うんです。
そして、これは「ひいき」じゃないと。

もしこれを「ひいき」と捉えられてしまうのが、世の中の共通認識であれば、教育サービス従事者としてとるべき姿勢は

・すべてに答える
・すべてに答えない

どちらかしかありえません。
注:「答える」ことを有料サービスの一環として提供している場合は、当然答えるべきですし、Z会にも会員サービスの一つとして「質問・相談制度」があります。

次のページでも、「表面的にしか判断できない人」のクレームを恐れる...

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寺西 隆行

寺西 隆行

(株)Z会 教室事業部特命職

幼児から大学生・若手社会人の教育に携わる(株)Z会にて、教室部門にて様々な開発に奮闘中。前任ではWeb広告宣伝・広報・マーケティングなどを担当。 ※本サイト投稿記事は個人の見解です。

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