サブプライムローンの不払いから始まった金融危機について、
難しい解説や今後の展望を語るほどの知識を持ち合わせてはいないが・・・
ブログ『内田樹の研究室』の最近の記事「アメリカの夢」を読んで、何かしら頭を整理できた。
学ぶべきコトが見えてきた。
そこには、こういう指摘がされている。
サブプライムローンというのが今回の直接の火種であるが、これは要するに「払えない借金の証文」に「今は無理だが、未来の私には払えるんじゃないか」という「錯覚」によってハンコを捺させるシステムである。
「未来のオレ=ほんとうのオレ」は今のオレより「金がある」ということを信じることのできる人間だけが身の丈に合わない借金をする。
これは古今東西を問わず「借金の定法」である。
つまり、サブプライムローンというのは、現にたいへん低い社会的評価しか受けていない人たちを対象に、「あなたへの外部評価は不当に低く、ほんとうのあなたはもっと高い評価を受けて然るべきであり、必ずや受けるであろう」という悪魔の囁きをもたらすことで成功したシステムなのである。
これに、「あなたがローンで買った土地は価格が上昇し続ける」という「土地神話」が一枚噛むのであるが、これも「あなたがいま所有している土地の外部評価は不当に低く、いずれその本来の評価に達するであろう」という、外部評価と自己評価の「埋められるべき落差」という物語を前提にしている。
「身の丈に合わない借金をする人間」を生み出し続けることで利益を上げるシステムとは、「バカを構造的に備給し続ける」ことでのみ生き延びることのできるシステムだったということである。
リーマン負債総額64兆円。超ド級のバカシステムに学ぶ!
中村 修治
有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役
有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役
中村 修治/Life & Style
負債総額が64兆円っ。
リーマンブラザースの倒産は、その額まで、超ド級。
大きなアメリカンドリームの先には、
超ド級のアメリカンな地獄もあったというわけだ。
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2008年9月29日
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