コーヒー戦争にスタバはどう対応するのか

2008.02.14

営業・マーケティング

コーヒー戦争にスタバはどう対応するのか

金森 努
有限会社金森マーケティング事務所 取締役

マクドナルドのコーヒーがおいしくなった。 いや、マクドナルドの宣伝をしたいわけではない。日本も米国に一歩遅れて、本格的なコーヒー戦争が始まったのだと思ったのだ。

マクドナルドのプレミアムローストコーヒー。好きずきはあるものの、総じて「コーヒーというよりお湯っぽい」と評されていた従来のホットコーヒーから、豆、ブレンド、抽出方法の全てを改め、深い味わいを実現した。全国販売は15日からだが、先行販売している店舗もあり今日でももう確かめられる。発売後は無料試飲キャンペーンもあるという。

■マクドナルド VS スターバックス

「米マクドナルドとスタバ、コーヒー顧客争奪戦」というタイトルで日経ネットに記事が掲載されていたのが1月8日のこと。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080108AT2M0800Q08012008.html
米国では既にプレミアムローストは展開済み。さらに<全米1万4000店舗に専用のコーヒーコーナーを設置。専門スタッフがカプチーノやエスプレッソなど付加価値の高いコーヒーを提供>という。日本での展開はこの第一歩だろう。

もう一つ興味深いのが、オリコンが1月22日に発表した「ファストフード・専門チェーン店のコーヒー人気ランキング」調査の結果だ。 http://mainichi.jp/select/biz/news/20080124mog00m020040000c.html?
<(味については)「香り」「苦み」ではスターバックス、ドトールが1、2位、「後味」「酸味」はモスバーガー、ドトールの順になったが、「全体のバランス」では1~5位が0.5ポイントの中にひしめき大きな差は出なかった><しかし値段を含めた「購入意向」になると、圧倒的に評価を得たのがマクドナルド><対して味の評価でトップのスターバックスは4位。他の4社より高めの料金設定が響いたようだ。2位はドトール、3位モスバーガー、5位はミスタードーナツだった。>
コストパフォーマンスで既にスターバックスを圧倒したマクドナルド。新業態店「マックカフェ」だけではなく、既存全店で味にこだわったコーヒーを低価格で展開するとなると、ますますスターバックスの苦戦が予想される。
既に米国では1月30日に<四半期ベースの既存店売上高が同社史上最悪となったことを受け今年の出店計画を縮小すると明らかにした。>という発表があった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080131-00000014-dwj-biz
日本でも同じ道を歩むことになるのだろうか。

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金森 努

有限会社金森マーケティング事務所 取締役

コンサルタントと講師業の二足のわらじを履く立場を活かし、「現場で起きていること」を見抜き、それをわかりやすい「フレームワーク」で読み解いていきます。このサイトでは、顧客者視点のマーケティングを軸足に、世の中の様々な事象を切り取りるコラムを執筆していきます。

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