「経営は奇跡を起こす」渡邉美樹氏に聞く 成功する経営者の7つの条件

2017.10.02

経営・マネジメント

「経営は奇跡を起こす」渡邉美樹氏に聞く 成功する経営者の7つの条件

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南青山リーダーズ株式会社

ワタミ株式会社の創業者としてだけでなく、参議院議員としての活動や教育・介護への取り組みでも知られる経営者としても知られる渡邉美樹氏。これまで数々の経営者と接してきた渡邉氏に、成功する経営者に共通する7つの特徴をお聞きしました。 (構成:Tokyo Edit 大住奈保子)

欲の強さが成功への原動力になる

私は自分自身も経営に携わっておりますが、その中でいろいろな企業の経営者とお会いし、お話を伺う機会もたくさんありました。また、政治家としての活動も始めたことで、経営というものをより客観的に見ることができるようになったと思っています。
そのような経験の中で、経営に成功するために必要だと感じた要素を7つ、紹介させていただきます。

まず1つめ、私は最初にあげたいのは「欲の強い人」です。お金持ちになりたい、いい車に乗りたい、別荘を持ちたい。そんな強い気持ちが人を成功させる原動力になるからです。

私自身のことを考えても、創業のきっかけになったのは「絶対にお金持ちになってやる」という思いでした。小学校5年のときに父親が会社を清算して、ものすごい貧乏を味わったんです。靴も靴下も買えなければお弁当のおかずも少ししかない。友人とお昼休みを過ごすのも辛い日々でした。でもそんな辛い経験がバネになって、「社長になって成功する」という決意をさらに強くしてくれたと思うのです。

世のため人のためといった「他の人の欲」も、こうした自分の欲の延長線上にあると思うのです。それを満たすためにも動けるということも、経営者としてとても大切なことです。

私は仙人ではありませんから、自分が得たコップの水を全部人に渡して0にするなんてことはできません。でもコップの大きさは必ず一定にしようと思っています。
コップの大きさが一定なら、利益が大きくなって水があふれたとき、それは社員にいきわたります。これが関連会社や取引会社、地域社会にまでいくようになれば、最後には発展途上国の子どもたちにも水がいくと思うのです。

自分への欲だけでとどまる人は、経営者としても二流で終わってしまいます。水をどんどんあふれさせて、世界中の人たちを幸せにしたい。一流の経営者を志すのならば、そのくらいの規模の欲を持ってもいいのではないでしょうか。



成功するビジネスは「イメージ」から生まれる

2つめは「想像力のある人」だと思います。これはイメージする力ということです。
居酒屋経営の原点となったのも、自分の中にわいてきたイメージでした。イメージしたのは、あたたかな家族の食卓でした。私は10歳のときに母親を亡くし、父親も仕事で忙しくてあまり家にいなかったものですから、家族団らんの経験がないのです。だからこそ店をはじめたときは、あたたかなもうひとつの家庭の団らんを提供したいと思っていました。

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