体が疲れているのに、なぜかなかなか寝付けない日もありますよね!今回は、看護師さんに睡眠の極意を紹介してもらいました。これを見てあなたも今日から熟睡できること間違いなし!
また、湿度も体感温度に大きな影響を与えますが、快適な湿度は40~60%ですので、湿度にも気を使うとさらに良いでしょう。
グッスリ眠るための食事や飲み物
グッスリ眠るためには、食べ物や飲み物にもこだわらなくてはいけません。快適な睡眠を助ける栄養素を積極的に取り、睡眠を妨げるような栄養素や食事の仕方には注意するようにしましょう。
4. 夕食ではトリプトファンを取ろう!
グッスリ眠るためには、トリプトファンを積極的に取りましょう。トリプトファンはアミノ酸の一種ですが、精神を安定させ、良質な睡眠を促すセロトニンという神経伝達物質の原料となる栄養素なんです。
つまり、トリプトファンを夕食で摂取すると、セロトニンが増えて、グッスリ眠ることができるというわけです。
トリプトファンは肉や魚、乳製品、大豆製品、バナナに多く含まれていますので、夕食はこれらのタンパク質を中心としたメニューにすると良いでしょう。
5. 寝る前の飲み物はリラックスできるものを選んで
寝る前に何か飲み物を飲むなら、リラックスできて、眠りを促してくれるものを選びましょう。具体的にはカモミールティーやラベンダーティーです。
カモミールにはリラックス効果があり、ラベンダーには精神安定作用がありますので、就寝前にカモミールティーやランベンダーティーを飲むとグッスリ眠ることができるでしょう。
6. やってはいけないことはを知ろう
夕食に取りたい栄養素や寝る前に適した飲み物がわかりましたが、食事や飲み物に関する「やってはいけないこと」も知っておきましょう。
まず、食事についてです。就寝中に血糖値が高くなると、インスリンが多量に分泌され、低血糖を起こしやすくなり、眠りが浅くなってしまいます。
また、成長ホルモンの分泌も抑制されるのです。成長ホルモンには血糖値を上昇させる作用がありますので、血糖値が高い状態では分泌されません。成長ホルモンが分泌されないと、疲れが取れずに、翌朝に疲れを引きずることになるのです。
就寝時に血糖値を安定させるために、夕食は就寝3時間前には終わらせるようにしましょう。
また、カフェインには覚醒作用がありますので、コーヒーや紅茶、緑茶、コーラなどは就寝前には飲まないほうが良いでしょう。カフェインの覚醒作用は最低8時間は持続すると言われていますので、夕方以降はカフェインを含んだ飲み物は控えましょう。
そして寝酒は絶対にNGです。アルコールが肝臓で代謝されるとアセトアルデヒドという物質が作られますが、アセトアルデヒドは交感神経を刺激しますので、眠りを浅くしてしまうのです。
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