スランプに陥ったときの対処法

2014.02.06

仕事術

スランプに陥ったときの対処法

ITmedia ビジネスオンライン
“ニュースを考える、ビジネスモデルを知る” ITmedia 編集部

一度スランプに陥るとなかなか脱出できないものです。まずは予防をし、それでもスランプに陥ってしまったときは、自分に合った対処法ですぐに抜け出すようにしましょう。[須藤由芙子,Business Media 誠]

愛:一度スランプに陥るとなかなか脱出できないのですが、どのようにスランプを脱出すればよいのでしょうか?

須藤:まずはスランプの予防をし、それでもスランプに陥ったときは、自分に合った対処法ですぐに抜け出しましょう

 以前は面白いほど受注がとれていたのに、パッタリと結果が出なくなってしまった。あなたも、こんなスランプ状態を経験したことがあるかもしれません。

 スランプが続くと、「結果が出ないのであれば、営業としてやっていけない」「こんなことなら営業を辞めたい」と、思い悩むことも少なくありません。

 こんな精神状態では、行動が止まり、何もできなくなってしまいます。営業は、行動できなくなった時点で終わりです。

 営業のスランプは原因不明で突如としてなるものだと思われがちですが、私は、会社から課された目標金額(期待値)と実際に達成している金額の「差」が大きくなることが、スランプのきっかけではないかと思っています。

そこで、まずは次のような予防策をとりましょう。

スランプの事前予防策

 営業は結果がすべてですが、それだけを意識しているとよけいなプレッシャーがかかり、スランプの原因になります。

 それを事前に防ぐためにも、大きな受注金額目標とは別に、常に自分が動き続けることのできる、マイペースな目標も立てておきます。

 日頃から、大きな目標(会社から課された年間のノルマ)と、小さな目標(マイペースな目標)の両輪で営業活動を進め、仮に大きな目標に押しつぶされそうになったときも、小さな目標が達成できているのなら自信を持ちましょう。

 それでも、スランプに陥ってしまったときは、次に紹介する方法が有効です。

スランプの事後対処法

 厳しく聞こえるかもしれませんが、スランプは自分の力で脱出しなければなりません。なぜなら、結果を出すまでのプロセスは、最終的には自分独自のものであり、他人のやり方を真似ても同じ結果にはならないからです。

 ですので、まずは自分の過去の成功体験を書き出してみます。

 そうすることで「あのときも同じように思い悩んで、それでも結果を出せたんだよな」と、欠けてしまった自信を取り戻すことができるのです。

 実際、過去の自分の成功体験を思い返してみると、ほとんどの場合、同じようなことで思い悩み、同じような方法で結果を出していることが分かります。

 それが分かれば「こう対策することで、また結果が出るはず」と自信につながり、スランプから一歩ずつ抜け出して、結果を出すことができるのです。

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