バンドリング、アンバンドリング

2012.06.11

経営・マネジメント

バンドリング、アンバンドリング

野町 直弘
株式会社クニエ プリンシパル

私の仕事はコンサルタントであり、顧問であり、コーチ業です。 そのような仕事をやっていていつも考えているのは「どのようなやり方をすれば相手に理解してもらえるか?」ということです。

私の仕事はコンサルタントであり、顧問であり、コーチ業です。
そのような仕事をやっていていつも考えているのは「どのようなやり方をすれば相手に理解してもらえるか?」ということです。
特に最近は社内の人間ではなくお客様のメンバーと直接会話やメールでやり取りをする機会も増えていますので、より一層分かりやすい説明の仕方を考えています。(まだまだ不十分ですが。。)
(説明の方法だけでなくそれ以外にもいろいろと気づきはありますが、次回以降に書きたいと思います。。)

そんな中でいつも説明するのが難しいな、と思うのがバンドリング・アンバンドリングという概念です。

「バンドリング・アンバンドリング」という言葉は元々はマーケティング戦略の用語であると理解しています。

例えばパソコンというハードに年賀状作成のソフトをバンドリングして販売する、マイクロソフトオフィスをバンドリングして販売する、というような所謂いらないモノを売るための?「組合せ販売」の手法です。

これを購買にあてはめて考えてみますと「組合せ発注」ということになります。AというハードとBというサービスを組合せて発注する、例えば販促物について制作と印刷を一緒に購入するというような形態です。
それ以外にも「数量をまとめる」という意味でもバンドリングという言葉を使うことがあります。例えばA事業部とB事業部の購入をまとめてバンドリング発注する、と言った場合です。
この場合にはバンドリング=集中購買的な意味があります。もっと言いますと今までは購入の都度、見積を入手し契約をしていたものを年間まとめて契約する=これを総取りとか契約購買と言いますが、これもバンドリングです。
直接材の場合はバンドリングという手法は主に数量まとめを意味することが多いです。何故なら直接材の場合には仕様を設計部門が固まてしまったモノに関して仕様や購入形態=工程と言います、を大幅に変更することはレアケースだからです。しかし、間接材の場合にはバンドリング・アンバンドリングの手法は数量まとめだけでなく、サービスやモノの組合せやバラシを検討することが一般的です。またこれらの手法を検討することで、コスト削減や購入品のサービスレベルの向上にもつなげることができます。なぜなら間接材の場合、ある特定の要求を満たすのに複数のやり方があったり多数のプレイヤーが存在するからです。

例えば比較的単純な事例としてパソコンをとり上げてみましょう。

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野町 直弘

株式会社クニエ プリンシパル

NTTデータグループのコンサルティング会社である株式会社クニエの調達購買改革コンサルタント。 調達・購買分野に特化したコンサルティングを提供している株式会社アジルアソシエイツの元代表。 自身も自動車会社、外資系金融機関の調達・購買を経験し、複数のコンサルティング会社を経由しており、購買実務経験のあるプロフェッショナルがサービス提供を行います。

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