インターネット広告の世界的な業界団体である米IABは、広告ユニットガイドラインで定める標準広告ユニットを大幅に改訂しました。新しく6種類が追加され、既存の11種類が削除されました。削除された広告ユニットには、懐かしのスカイスクレイパーがあります。
・IAB Slider(スライダー)
http://link.brightcove.com/services/player/bcpid607703002?bctid=803981599001
(仕様)通常はページ下部にスライダーを表示しておき、スライドすると右から全画面分が切り替わる枠。
11種が削除され、残りは7ユニット
また、IABの標準広告ユニット(2009年版)には18種類の広告ユニットが定められていましたが、上記6種類の候補追加に併せて、古くなり一般的には使われていない既存の標準広告ユニット11種類がリストから削除されました。
削除された広告ユニットは次のとおり。
* 250×250(スクエア・ポップアップ)
* 240×400(縦レクタングル)
* 336×280(ラージ・レクタングル)
* 300×100(3:1レクタングル)
* 720×300(ポップ・アンダー)
* 468×60(フルバナー)
* 234×60(ハーフバナー)
* 120×90(ボタン1)
* 120×240(縦バナー)
* 125×125(スクエア・ボタン)
* 120×600(スカイスクレイパー)
これにより、現時点のコア標準広告ユニットは次の7種類となりました。
* 300×250(ミディアム・レクタングル)
* 180×150(レクタングル)
* 728×90(リーダーボード、スーパーバナー)
* 160×600(ワイド・スカイスクレイパー)
* 300×600(ハーフページ広告)
* 120×60(ボタン2)
* 88×31(マイクロバー)
◇ ◇ ◇
* 次世代の新広告フォーマット、6種類が受賞(インターネット広告のひみつ)
* IAB Announces Winners of ‘Rising Stars’ Competition
* Rising Stars Ad Units
* IAB Ad Unit Guidelines
※この記事は、Web担当者Forum(Web担)に掲載した編集部コラムを転載しています。
元記事:さらばスカイスクレイパー、IABが広告サイズ11種をリストラ
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2015.07.10
2015.07.24

安田 英久
株式会社インプレスビジネスメディア Web担当者Forum編集長
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