持たない経営でハイリスクハイリターン型事業に決別-日本郵船

2010.12.29

経営・マネジメント

持たない経営でハイリスクハイリターン型事業に決別-日本郵船

中ノ森 清訓
株式会社 戦略調達 代表取締役社長

日本郵船が自社保有のコンテナ船を減らし、他社からのチャーター船に切り替える戦略を進めているという。今回は、この日本郵船の戦略転換をコスト構造の観点からみていく。

加えて、事業構造の転換に資産・設備を抱える固定費型は迅速に対応できず、事業機能の柔軟な組み換えが可能な変動費型は対応しやすいという側面がある。様々な産業で生産地、有力プレイヤー、有力市場がどんどん入れ替わり、モノの流れが大きく変わる可能性を抱えた現在では、変化に柔軟に対応できる変動費型の事業構造に分があると考えられる。

中ノ森 清訓/株式会社 戦略調達 代表取締役社長

調達・購買業務に関わる代行・アウトソーシング、システム導入、コンサルティングを通じて、お客様の「最善の調達・購買」を実現することにより、調達・購買コスト、物流費用、経費削減を支援する傍ら、日本における調達・購買業務とそのマネジメントの確立に向け、それらの理論化、体系化を行なっている。
コーポレートサイト: http://www.samuraisourcing.com/

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中ノ森 清訓

株式会社 戦略調達 代表取締役社長

コスト削減・経費削減のヒントを提供する「週刊 戦略調達」、環境負荷を低減する商品・サービスの開発事例や、それを支えるサプライヤなどを紹介する「環境調達.com」を中心に、開発・調達・購買業務とそのマネジメントのあり方について情報提供していきます

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