キリン「氷結」に学ぶ定番商品生き残りのヒミツ

2010.07.20

営業・マーケティング

キリン「氷結」に学ぶ定番商品生き残りのヒミツ

金森 努
有限会社金森マーケティング事務所 取締役

 日経MJ7月19日の一面記事。『キリン「氷結」10年目 原点回帰 AKB流+高機能勝負 かんきつ果汁にシフト』という記事が掲載された。その記事から定番商品が生き残るためのヒミツをひもといてみよう。

 ピーター・ドラッカーはマーケティングを以下のように定義している。
 「マーケティングの役割は、販売を不要にすることである。マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、顧客に製品とサービスを合わせ、おのずから売れるようにすることである。」
 ドラッガーの言う「販売」とは、とにかく闇雲にモノを作って売り込んだり、無理な安売りをしたり、無駄な広告を大量に投下したりという状態を表わしている。そんなことをするよりも、まずは顧客を知り、顧客の望むものを提供できるようにすればモノは売れていくのだという論である。

 定番とは、広辞苑には「流行に左右されず安定した需要のある商品」とある。しかし、黙っていても需要があるわけではない。その陰には需要を喚起するためのメーカーの必死の努力が存在するのである。発売以来10年を迎え、定番商品ともいえるポジションを獲得した「氷結」から、生き残りのヒミツを学ぶことができる。

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金森 努

有限会社金森マーケティング事務所 取締役

コンサルタントと講師業の二足のわらじを履く立場を活かし、「現場で起きていること」を見抜き、それをわかりやすい「フレームワーク」で読み解いていきます。このサイトでは、顧客者視点のマーケティングを軸足に、世の中の様々な事象を切り取りるコラムを執筆していきます。

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