いつの時代も若者は最先端を堪能し、年を取った者は時代に遅れていく。 それは使う物だけでなく、生活や考え方でさえそういった傾向がみられる。 なぜそんな現象が起きるのか? 若い頃と中年になった今の自分とを比較して考えてみた。
先のダイナマイトスイカのような変り種商品に手を出すことは多少の冒険心が必要になる。
「珍しいから一回買ってみましょ。後悔しても、まあええやないの。」
という気持ちよりも
「やっぱり前からあるコレ、この商品が一番や」
と冒険しないでリスクがない他の商品に気持ちが動く。
新規開拓よりも従来の良品を選ぶ傾向。
PB商品の売上が伸びているそうだが、安いからといって皆がこぞって飛びつくわけではない。
中年主婦のPB商品購入率が若年主婦層より下がるのは、このあたりの心理も絡んでいると考える。
昔から醤油なら「キッコーマン」、マヨネーズなら「キューピー」でしょう!的な。
こうして時代に取り残されていく私たち中年世代?
前向きに捉えて「従来の良さを吟味できる力が備わった」というべきだろうか。
いやいや、あまり正当化しすぎると本当に時代に乗り遅れてしまうのではないのん?と自分に問いかけてみる。
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主婦マーケティング
2010.07.19
2010.07.08