質問者が弁えるべき3つの態度。

2010.06.30

ライフ・ソーシャル

質問者が弁えるべき3つの態度。

寺西 隆行
(株)Z会 教室事業部特命職

質問する、回答を得る、という一連の行為において、質問した側に実りをもたらすには、間違いなく「質問力」をつけることが必要です。これがあるとないとで、得られるものは雲泥の差。 人に聞くだけで、自分の欲しかった解決法がが得られるわけではないのです。そのポイントが「質問力」。

「質問力」

斎藤孝氏が書籍のタイトルにしたほどですので、この力が大切なことは、インサイトナウをご覧になっている皆さんであればすぐにお分かりかと思います。

そして、質問力はどうしたら得られるか、という論理的な!?解説は、斎藤氏をはじめとした諸氏にお任せするとして…
#三谷宏治氏も大切にされております。
http://www.mitani3.com/

僕の方からは、最近自身が経験したことから

「この質問者、わかっていないなー。
これ弁えないと、回答する気にならないんだけどな」

と感じたことをフックにして、「質問者が弁えるべき3つの態度」を書きたいと思います。

1)「ちがう、そんなこと聞いているんじゃなくて」という言葉をグッと呑み込む事

回答者の受け応えは、質問者の質問から発せられた流れの中で導かれます。
つまり、回答者の回答は、質問者の質問により、回答者が「その回答が適切」と判断しなされるわけです。

それに対して「ちがう、そんなこと聞いているんじゃなくて」と相手に責を求めてはよろしくないですよね。
そう受け取られた自分自身の質問を見直すことが先です。

自分の意図をハッキリ伝えなければ、意図に沿った回答を得ることができません。
アタリマエのことなんですが、できていない方は決して少なくありません。

2)最初から「こう言ってほしい」ということを求めない

高校生から相談を受けるとき、

「テストまであと1ヶ月しかないんですが…間に合うでしょうか?」

というような質問を受けることがあります。

「いや、間に合いません。」
…まず、この回答は求めていません。質問者は。

「うん、間に合いますよ」
と、自分以外の人から言ってほしいだけなんですよね、この質問は。

これが“最初から「こう言ってほしい」がある質問”です。

高校生の学習相談の類であれば、不安からこのような質問をすることも普通にありますし、回答者はその不安を取り除くことが最も大切です(回答内容そのものではなくて)。
しかし、この癖!?が社会人になっても抜けない方、困り者です。

このテの方は、回答者が自分の意図でない回答をすると、ショックを受けたり、いきなり逆ギレしたりします。
回答者からすると「それだったら最初から質問するなよ」って気になっちゃいますよね。

3)「自分の興味・関心」>「相手の拘束感」とならない

興味・関心だけで質問しちゃいけない、とは言いません。
けれど、興味・関心だけで質問する人は、回答する人の時間を奪っている、という意識を常に持つべきだと思うんです。

質問を頂戴して「これに回答して何をしたいんだろう?」がわからない質問、というのが、だいたい単なる興味・関心。
もちろんプライベートな時間の中での、プライベートな話なら一向に構わないのですが、ビジネスのやり取りでこれは困ります。
とくにメールで、語尾に「?」が多い文章を書かれる方は、ちょっとご遠慮願いたいんですよね、僕は。
経験上、興味・関心のみで聞いている場合が多いですので。

以上、最近、質問に回答する中で感じたことでした。

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寺西 隆行

寺西 隆行

(株)Z会 教室事業部特命職

幼児から大学生・若手社会人の教育に携わる(株)Z会にて、教室部門にて様々な開発に奮闘中。前任ではWeb広告宣伝・広報・マーケティングなどを担当。 ※本サイト投稿記事は個人の見解です。

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