情報発信リテラシーとは何か?(コンテンツ表現力編)

2010.06.17

営業・マーケティング

情報発信リテラシーとは何か?(コンテンツ表現力編)

家弓 正彦
株式会社シナプス 代表取締役

前回の「コンテンツ構成力編」では、情報発信リテラシーが、「コンテンツ構成力」と「コンテンツ表現力」に類型でき、そのうち「コンテンツ構成力」つまり発信するコンテンツを創造するためには、「情報ネタ」「知識インフラ」「概念化」という3つのスキルが必要になるというお話しをしました。 それでは、もう一つの「コンテンツ表現力」とは、、、

■ 広義の表現力について

ここでは「表現力」という意味合いを広義に捉え、発信するコンテンツを可視化し、それを受け手に届けるまでの一連のプロセスに必要なスキルと考えたいと思います。

そのプロセスを整理すると、

(1)コンテンツ可視化(狭義の表現力)
(2)メディア活用
(3)持続的発信

という3つのステージで考えることができそうです。

■ コンテンツ可視化(狭義の表現力)

表現するスタイルには、「文章」「トーク」「ドキュメント」という3つが考えられるでしょう。

私はヒトにブログを書くことを勧めています。
それの最大の理由は、「ヒトに読んでもらうための文章力」を鍛えるのにとても有効だと感じるからなんですね。

私の場合、まだまだ稚拙な文章力ではありますが、ブログを書き始めたばかりのエントリーと比べるとかなりマシになったのではないかと、、、汗。

そして、次に「トーク」
これも場数を踏むことは大切ですよね。
私の場合、コンサルタントという仕事柄、人前で話すことは多い方だと思います。
おかげでずいぶんと鍛えられてきました。

さらに「ドキュメント化」。
多くの方に向けて発信することを前提として「ドキュメント」を創ることは難しいものです。
私は「家弓正彦の仕事塾」というセミナーイベントを定期開催しています。
そのコンテンツをドキュメントにまとめる作業を取り組んできました。
これも以前と比較すると見せ方やその生産性は向上しています。

これら3つの表現スタイルに必要となるスキルは、「多少の持ち前のセンス」と「多大な訓練」によってのみ鍛えられると思います。

そして、表現力の4つ目として取り上げておきたいのが「コピー」
タイトルやサブキャッチ(説明文)などを魅力的に見せる方法ですね。
これには様々なコツがあるようです。

■ メディア活用スキル

昨今のソーシャルメディアの深化には目を見張るものがあります。
インターネットの普及で大きなインパクトのひとつが、この個人の発信力の向上であることは間違いないでしょう。
まず「ネット」上のサービスはしっかり使いこなしたいものです。
これらのサービスには、大きく大別すると下記の3つが考えられそうです。

・個人のホームページやブログ
・SNSやTwitterのようなソーシャルメディア
・YoutubeやUstreamのような動画サービス

皆さんは使いこなしていますか?

ただ、ネット以外にも様々な発信メディアは存在しますよね。

次のページ■ 持続的発信

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家弓 正彦

株式会社シナプス 代表取締役

マーケティング戦略を中心としたコンサルティング、マーケティングに特化した教育プログラムの提供を行っています。

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