起業講座3:いまだかつてない、クレープ1,000店戦略(1)

2010.03.13

経営・マネジメント

起業講座3:いまだかつてない、クレープ1,000店戦略(1)

INSIGHT NOW! 編集部
インサイトナウ株式会社

『INSIGHT NOW!』勉強会のなかから、インキュベーション事業を行うPE&HR株式会社が開催した会の特別レポートです。本勉強会では、特別講師として、投資先のなかでも、成長著しい注目のベンチャー起業家4名が招聘されました。「ベンチャー企業の生成と発展」のメカニズムを解明し、『起業の本質』に迫った当日の内容から、PE&HR社にレポートいただき、読者の皆さんに公開いたします。

 収益性についてはどうだろうか。川上氏は、以前パティシエをやっていたため、モノを食べると、おおよその原価がわかるという。

 「クレープ店の原価は一般的に非常に低いです。あくまでイメージですが、15%くらいの原価率ではないかと思いました。原価が低いということは、裏を返せば、おいしさをあまり追求できないということでもあるのですけれども、高収益なモデルだなぁと直感しましたね。この業界でまじめにコツコツとやれば、業界のNo.1になれるのではないかと。さらに、フランスのように、クレープをファーストフード化することによって、出店余地がものすごく増えてくるということがわかってきました。起業前に僕がイメージしていた、命を賭けてつくるような『ブランドとしての定義』と、収益性など『事業としての定義』が重なったのが、クレープだったのです。そこで、この世界でやっていこうと思い、2005年6月、株式会社Momi&Toy Entertainment(現在の株式会社モミアンドトイ・エンターテイメント)を起業しました。」

(次回に続く)

(文責:PE&HR株式会社 http://www.pehr.jp/

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