美味いビールとICタグ ~アサヒビールでの活用事例~

2009.11.21

経営・マネジメント

美味いビールとICタグ ~アサヒビールでの活用事例~

三宅 信一郎
株式会社BFCコンサルティング 代表取締役

今回は、ビール工場で活用されているRFID現地レポートです。  今回のアサヒビール茨城工場の事例には、「あー、これは上手く使ってるな―! うまいのはビールだけじゃないなー」と感心しました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■ 今回の学び ■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

このアサヒビールの事例は、RFIDという個体認識技術を活用して、ID
マネジメントを成功させている好事例だといえます。 

成功している理由としては、RFID導入のメリットを、作業効率化によ
る時間やコスト短縮
だけに限定するのではなく、資産のライフサイク
ルや物流の流れを把握し、運用面で生かすためにデータ管理にまで広
げている
ところであり、見習うべき点であると思います。

さらに重要な理由として、現場の方々がRFIDという新しいテクノロジ
ーの素晴らしさ、もたらしてくれる恩恵を十分理解して、楽しんで使
いこなしているという点です。

現場の理解を得られず、邪魔者扱いされて消えていった技術も少なく
はありません。 RFIDにはそうなってほしくないと願っています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■ 編集後記 ■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

この見学会では、最後に地上60mのアイムタワーのトップにある試飲
会場で、雄大な眺望を眺めながら、出来たてホヤホヤの生ビールを試
飲することがコースとして入っていました。
 
薦められるまま調子に乗って3杯頂き、すっかりほろよい気分になっ
た頃には、窓の外はすっかり暗くなっていました。

工場見学やRFIDオペレーションの視察が出来た上に、ビールを無料で
堪能させて頂き、工場見学ツアーにはまりそうです。

続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。

Ads by Google

この記事が気に入ったらいいね!しよう
INSIGHT NOW!の最新記事をお届けします

三宅 信一郎

株式会社BFCコンサルティング 代表取締役

事業力強化・新規事業開発・創業支援コンサルタント 自動認識基本技術者 (JAISA:(社)日本自動認識システム協会)認定

フォロー フォローして三宅 信一郎の新着記事を受け取る

一歩先を行く最新ビジネス記事を受け取る

ログイン

この機能をご利用いただくにはログインが必要です。

ご登録いただいたメールアドレス、パスワードを入力してログインしてください。

パスワードをお忘れの方

フェイスブックのアカウントでもログインできます。

INSIGHT NOW!のご利用規約プライバシーポリシーーが適用されます。
INSIGHT NOW!が無断でタイムラインに投稿することはありません。