敏感と鈍感の間で考えるキャリアマネジメント

2009.09.27

仕事術

敏感と鈍感の間で考えるキャリアマネジメント

荒川 大

BCPと組織的リスクマネジメントを事業としていながら、キャリアマネジメントのカウンセリングをしている時に考えること。

結局、他人から定型的に与えられた情報だけで自分の意思決定を進めることは、鈍感なままにズルズルと動いているだけで、本質的な部分には触らずに渡り歩くという結果に続いていくのかもしれません。

時には、他人に鈍感になることでストレスを回避することも重要ですが、やはりキャリアマネジメントには敏感に、会社の力を高め、会社の力を使い、会社のためという名目を自分の成長と結びつける敏感さというか「したたかさ」が大切だと思います。

これら漠然とした言葉のやりとりを自分の中に形成したとき、初めて本物のキャリアマネジメントができるのだということを、不景気の今だからこそ伝えていきたいと思うのです。

もっとも、本当に伝えたいことは、今年の冬に新型インフルエンザが蔓延して事業が停滞し、売上げ減少や訴訟などによって追加リストラが実行される可能性が排除できず、そういう意味での広いリスクマネジメントとキャリアマネジメントの融合が必要ではないかという、漠然とした危機感でもあったりします。

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