ブランディングの感性工学的アプローチ

2007.08.01

営業・マーケティング

ブランディングの感性工学的アプローチ

松尾 順
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

今日は、主に製品デザインに活用されている 「感性工学的方法」 を「ブランディング」にも応用してみたという事例です。 この取り組みをやっているのは、セイコーエプソン(株)。 SPSSの「Data Mining Day」(2007年7月12日開催)における、 同社担当者の講演から、ポイントをご紹介します。

や、店舗等において発生する消費者と店員との

「リアルなコミュニケーション」

などを含む、マーケティング活動全体を意味します。

つまり、この応用例では、

・消費者に好ましいブランド評価をしてもらうためには、
 どんなブランドイメージを与えるべきか

そして、

・そうしたブランドイメージを与えるためには
 どんなマーケティング活動が望ましいか

を科学的に分析していこうというわけです。

セイコーエプソン担当者の方の先日の発表によれば、
まだまだ研究途上ということでしたが、このアプローチ、
なかなか面白いと思います。

*上記講演のレポートが下記サイトで閲覧できます。

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SPSS Data Mining Day 2007 イベントレポート後編

ついでながら、上記イベントレポート前編では、
基調講演に立たれた石井淳蔵氏(神戸大学大学院教授)の
お話が特に面白いです。講演タイトルは

「経験価値思考マーケティングとデータマイニング」

でした。

@IT Special PR:
SPSS Data Mining Day 2007 イベントレポート前編

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松尾 順

有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。

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