ヒューマノイドロボットの過去・現在・未来

2007.07.31

IT・WEB

ヒューマノイドロボットの過去・現在・未来

松尾 順
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

人手不足の影響もあって、サービス低下がはなはだしいのが、 流通・外食・サービス業界ですね。 私も、ファミリーレストラン等には、 過剰な期待は持ってはいないのですが・・・ 感情のかけらもない、機械的な挨拶と笑顔に迎えられ、 声をかけたくても、わざと避けているかのように目をそらす ウェイター・ウエイトレスに出会うたび、

と分析しています。

ショールームでは、

「(ワカマルは、)掃除や炊事はできないの?」

と尋ねる女性が多かったそうですが、
さすがに、現在の技術ではそこまでは無理でしょう。

また、ネット情報の取り込み、メール到着の通知、
室内監視などの機能は、もっと手軽な携帯でも
実現可能なサービスですね。

ヒューマノイドロボットの強みといえば、
人との「会話能力」ですが、ワカマルの音声認識能力は
まだまだだったようです。

ワカマルの大きさ(体長約1メートル、幅40センチ)も
家庭用としては若干大きめと感じられたようです。

ただ、無料貸し出しをしていた家庭では、
一緒に暮らすうちに、ワカマルに対する愛情が生まれ、

「そばにいてくれるだけでいい」
「言うことをよくわかってくれないのもかわいい」

というユーザーの声も多く聞かれたそうです。

こうしたコメントは、
人型ロボットならではだと思います。

三菱重工では、受付用などよりも、
はるかに市場規模の大きい家庭用ロボットを
あくまで狙うため、ワカマルをさらに進化させるための
研究開発を続けています。

☆ヒューマノイドロボットの未来

たった一人で二足歩行の精巧なロボットを
製作するロボットクリエイターの高橋智隆氏。

高橋氏のロボットは、
ロボカップ世界大会で4連覇を達成しています。

高橋氏は、近い将来、一般家庭には、

「ヒューマノイドロボット」

が欠かせない存在になると信じているそうです。

高橋氏のイメージするそんなロボットは、
小さめのサイズ(おそらく30-40センチ)くらいで
普段はそこらへんにいます。

そして、時折、

「そういえば、松尾さん、“劇団ひとり”が
 好きでしたよね。今晩11時からテレビに出演しますよ」

などと、気の利いた提案をしてくる。

「そうか、でも今日は早く寝たいから、
 その番組を録画しといてくれるかな?」

などと頼むと、HDDレコーダーに信号を送って、
録画予約を完了してくれるのです。

つまり、このロボットは、人間と、そして
家庭内の様々な機械の両方と会話できる能力を
持っているわけです。

いわば、人間と機械の仲立ちをしてくれる
通訳のような役割を果たしてくれるのが、
高橋氏の理想とするヒューマノイドロボットです。

なかなかいいと思いません?

こんなロボットなら

「一家に1台の時代がやってくる」

というのも、荒唐無稽な夢じゃないと思います。

*高橋氏のHP:『ロボ・ガレージ』

さて、以上、

ヒューマノイドロボットの過去・現在・未来

を簡単にご紹介しましたが、とりあえずは、
「大人向けおもちゃ」としての高額な

「ロボット組み立てキット」

がこれからブレークすると思います。

(出所)
くら寿司のロボット・・・カンブリア宮殿(TV東京)
ワカマル・・・日経産業新聞(2007/07/27)
高橋智隆氏の話・・・トップランナー(NHK)

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松尾 順

有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。

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