日本は、おちおち離婚もできないのか?

2009.04.03

営業・マーケティング

日本は、おちおち離婚もできないのか?

中村 修治
有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役

結婚して今年で20年目。「熟年」の領域に入ってきた。2年前、2007年4月より、厚生年金の制度が一部変わるのを待って、爆発的に「熟年離婚」が増えるなんてニュースで賑わったが、その実態はどうなのだろうか。


家族や仲間と一緒に行う、自分の身の回りの安心

1998年の金融ビッグバン以降、完全失業率4%、自殺者3万人、また地域を脅かす事件が多く発生。子供への教育投資、家族関係の維持、地域生活の見直しなど、自分の身の回りの人と繋がりを強化する「まわり固め」へ。

みんなでつくる世の中の安心
社会の揺らぎが生活を揺るがす今、それが日々の暮らしの不安の原因になっているなら、直接働きかけて鎮めよう。1人の力は小さいが、社会の安心づくりを皆でおこなう=ソーシャル・リノベーション(社会の修理)へ。

離婚数減少も、熟年離婚の不発も、「社会の修理=ソーシャル・リノベーション」のひとつだと考えると、少しプラスに聞こえてくる。

おちおち離婚もできない日本ではなく・・・
やすやすと離婚しない日本なのである。

最後に、「熟年離婚」の原因ベスト10を転載しておく。
参考文献:TBS「金スペ!」
熟年離婚の理由10
1,家事を手伝わない
2,暴言をはく
3,甲斐性がない
4,夫の浮気
5,酒癖が悪い
6,夫の暴力
7,借金
8,夫の親の介護への不満
9,夫婦の会話がない
10,夫以外に好きな人が出来た

う・・・ん、ここ数年、家事など手伝ったことがない。
我が家は、ソーシャル・リノベーションの前に、
私自身の生活のリノベーションが必要のようだ。

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中村 修治

有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役

昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。 その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。

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