保育園のイモ畑に対する大阪府の強制代執行から考えた、意思決定のプロセスのあり方についての素朴な疑問。
限られた予算と時間の中で結果を出していくのが政治であり
経済であるのかもしれないが、一晩で「恐慌」が世界中を巡るほど
情報システムが発達した現代において、社会的な意思決定の
仕組みが20世紀的インフラの上でなされているのは、余りにも
愚かなように思えてならない。
情報システムの発達とは、私たちの思考や意志の伝達・共有の
レベルが上がったということであり、経済的な生産性や技術的な
進歩のみを意味するものではないはずだ。
そうであるならば、選挙や議会といった社会的な意思決定の
仕組みにこそ、その進化を反映させるべきではないだろうか。
技術の発達に社会の進化が追いついていない。そんな印象を
持った事件だった。
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