異端者の快楽

2008.10.08

営業・マーケティング

異端者の快楽

松尾 順
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

今週月曜日(08/10/06)から 青山・スパイラルホールで開催されている 「劇的3時間SHOW」 の2日目、つまり火曜日のゲストは、 幻冬舎社長の見城徹氏 でした。

若い頃、見城氏が「ケンカ」に向かったのも、
異端者であることの重圧を軽減するための

「ハケ口」

だったのかもしれません。

さて、見城氏は、講演の後半でも、
やはり付き合いの長い次の2人の方を呼んでいました。

・エイベックス・グループ・ホールディングス社長、
 松浦勝人氏

 (エイベックスについては補足説明不要ですね)

・オフィスオーガスタ社長、森川欣信氏
 (山崎まさよし、スガシカオ、元ちとせ、スキマスイッチ
  などの才能を発掘、育てた方です。)

エイベックスの松浦氏も、オーガスタの森川氏も、
売れるかどうかわからないクリエイターを発掘し育てる仕事を
やっているという点において見城氏と共通しているところが
あります。

オフィス・オーガスタの場合、

山崎まさよし、スガシカオ

などは当初、「絶対に売れない」と言われ、
ほとんどのレコード会社に断られてしまったことを
ご存知の方も多いでしょう。

しかし、3人とも、マジョリティが見向きもしない

「マイナーなもの」

をいち早く見つけ、
マジョリティが動く「ブーム」を巻き起こすのが
最高の喜びなのだそうです。

これが、見城氏の講演のメインテーマであった、

「異端者の快楽」

なのでしょう。

(参考書籍)
『編集者という病』
(見城徹著、太田出版)
→アマゾンはこちら

*劇的3時間SHOW
http://www.geki3.jp/top.html

続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。

Ads by Google

この記事が気に入ったらいいね!しよう
INSIGHT NOW!の最新記事をお届けします

松尾 順

有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。

フォロー フォローして松尾 順の新着記事を受け取る

一歩先を行く最新ビジネス記事を受け取る

ログイン

この機能をご利用いただくにはログインが必要です。

ご登録いただいたメールアドレス、パスワードを入力してログインしてください。

パスワードをお忘れの方

フェイスブックのアカウントでもログインできます。

INSIGHT NOW!のご利用規約プライバシーポリシーーが適用されます。
INSIGHT NOW!が無断でタイムラインに投稿することはありません。