4Pの本意を考えてみると・・・

2008.08.17

仕事術

4Pの本意を考えてみると・・・

伊藤 達夫
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役

これまで、3CやらSWOTやら、基本的なフレームワークの解説をしてきましたが、これこそ本当に知らない人がいないフレームワークでしょう。マーケティングの4Pです。でも、本意を本当に理解して使っていますか?今日は4Pの解説です。

 上記の勝間さんの書籍の例も、ちゃんとターゲットを書いた上で、4Pを書けば、もう少しすっきりしたんですけどね。

 ただ、4Pというのは語呂がいいせいか、4Pだけでなんとかミッシー感を出そうと言う試みはけっこうされていますね。

 競争要素を入れるために、「プロダクト」を、「プロダクト自体の競争力」としてみたり。

 勝間さんのように、プライスとプロダクトにターゲット要素を入れたり。

 なぜ、プライスとプロダクトにターゲット要素が入るかわかります?

 4Pを2つに分けると、プライス、プロダクトの2つの仲間と、プレイス、プロモーションの2つの仲間に分かれます。

 プライス、プロダクトがWHATの概念に近く、プレイス、プロモーションがHOWの概念に近いですね。プライスとプロダクトの従属概念として、プレイス、プロモーションがあるという感覚なんですが、わかります?

 「何をいくらで売る?」というお話しと、「どこでどう売る?」というお話しの違いですね。

 ターゲットはどちらかというと、WHAT概念にくっついてきますね。

 ちょっと抽象的ですか?ごめんなさい。

 ただ、4Pを語るときには、ターゲットとの兼ね合いの中で、全てを説明できると、スッキリしますね。

 もっと言うと、今時はターゲットに対するインサイトと、そのインサイトをベースとしたコンセプトがあった上で、4Pに落ちるとわかりやすいです。

 これを見て、あっ!と思った人は鋭い人です。

 そう、これは以前に書きましたが、バリューデリバリーシステムのフレームワークですね。

 こういうふうに眺めてみると、フレームワークを使う上での使い癖や、フレームワーク同士の関係性が理解できて、より有用な使い方ができそうじゃないですか?

 基本的なフレームワークですが、それなりに深いものですね。あなたのビジネスに活きることを願います。

 ではまた、次回をお楽しみに。

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伊藤 達夫

THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役

THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。

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